裁量労働制ということは、制度の適用対象者が実際の労働時間を自由に決めることができるので、例えば午後から帰るのも本人の自由です。徹夜する場合だってあります。つまり、「残業」という概念がないです。(その場合でも、22時以降翌5時までは深夜手当の支払い義務は発生します) よって、「残業は多いですか」というのは的確な質問ではないです。「その人次第なので、残業はないです。」と答える可能性があるからです。 聞くのであれば、「実際の労働時間が多い人は週にだいたい何時間で、平均的な人で何時間ぐらいですか?」というふうに聞いた方がいいと思います。 なお、労働条件や労働の実態を聞くことは当然であって、失礼ではないです。 例えば、他に次のようなことも聞くといいです。 ・賃金モデルにおける年収(例えば、大卒者で一般職の場合の30歳時、40歳時、50歳時の年収など) ・賃金モデルにおける退職金の額 ・有給休暇の取得率 ・新卒と中途採用それぞれにおける入社3年以内の離職率 ・昇給や昇格の査定方法と査定基準
裁量労働制の意味が分かってるか分からないし、分かった上での質問ならなんかあからさまで失礼と捉えられてもおかしくないし、どっちにせよ不快にさせるおそれがあるのでやめたほうがいいと思います。 初デートの女性に対して「緊急に産婦人科を受診されたことはありますか?」とか聞くのと似たニュアンスがあります。
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