初級は高卒程度、中級は短大卒程度、上級は大卒程度のことで、同じ自治体の試験における「受験区分」の違いを指します。 大抵は年齢で受験できる区分が定められており、自由に選べるものではないです(上級を受けられる年齢まで待つこと等は自由ですが)。 SPIは「試験方式」のことですので、受験区分とは直接関係しません。 「A市の大卒程度試験(SPI方式・一般方式)」なら、位置付けとしては地方上級です。 「B県庁の高卒程度試験(SPI方式・一般方式)」の位置付けは地方初級です。 ややこしいことに、一部の参考書出版社や予備校等が、県や政令市のことを特に「地方上級」と区分付けしていたりするので、それなら市町村が地方初級になるのか、と勘違いする受験者が後を絶ちません。 高卒で県職員を目指す人が地方上級(大卒程度)の参考書を買ってしまったり、市を受ける大学生が地方初級(高卒程度)の参考書を買ってしまったり。そんな話をよく聞きます。
公務員試験は実施する団体ごとの判断で、試験の種類や名称を決めています。 このため、試験の種類(従来からの教養試験か、SPIか、その他か、そもそも筆記試験を行わないか…等)と、名称(上級・中級・初級など)は、団体によってバラバラで統一的なルール等は存在しません。 更に言えば、「どの様な人を受験可能とするか」の判断も団体毎に異なります。 ですから、質問者さんが受験する枠を検討する際には、希望する団体のWebページから名称にとらわれずに色々と受験案内を読んで、年齢や学歴などの条件から「受験可能な枠」を見つけ、その試験方法(SPIなど)を把握するのが良いでしょう。 頑張ってください。
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