解決済み
国内旅行業務取扱管理者資格 問題閑散期に、名古屋-新大阪-博多間を、名古屋-新大阪を最速型〔のぞみ〕の自由席、新大阪-博多間を最速型〔みずほ〕の指定席を利用するときの料金を問う問題です。 この問題で数時間潰されて完全に頭がパンクしてるので、頂いた回答にもまた質問、返信をぶつけると思います。 そのため、回答をお願いする立場でありながら恐縮ですが、回答した後返信が一切できないという方は最初から回答を控えてほしいです。 回答に対する質問にも答えていただける方のみ回答お願いします。 解答では、「〔ひかり・さくら〕の指定席特急料金(7,030円)」に〔みずほ〕の新大阪-博多間の差額(320円)を加え、閑散期による-200円を引いて、7,150円となっているのですが、全く意味がわかりません。 なぜ〔のぞみ〕〔みずほ〕ともに最速型なのに、最速型以外の新幹線〔ひかり・さくら〕の指定席特急料金が基準になっているのでしょうか? 自由席と指定席を乗り継いでいるので、全区間に〔のぞみ・みずほ〕の指定席特急料金(7,560円)を適用し、閑散期による-200円を引いた7,360円ではダメなんですか? 特例で、「最速型の新幹線の自由席と最速型以外の新幹線」を乗り継ぐ場合、全区間を「最速型以外の新幹線に乗車したものとする」というのがありますが、今回の問題では、どちらも最速型のためこの特例が使えません。 一体どんな特例を使ったら全く関係ない新幹線の指定席特急料金を使う計算になるんですか? この問題は、ユーキャンのテキストのものになります。テキストが意味不明な回答をしている割に解説が一切ないため、ここで躓いたり疑問を持っている方がかなり多いようで、知恵袋等の質問サイトに全く同じ質問をされている方が散見されました。 その質問と回答を見たのですが、おそらく皆さん納得していないままベストアンサーを選んでいるため、結局全然わかりませんでした。 参考になる回答がなかったので、改めて質問することにした次第です。
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では改めて・・・ 質問は329ページの④(ケース1)ですね。 その説明は「東海道・山陽⇔九州新幹線」を利用する場合です。 私が消す前に書いた「全部自由席にして足す」に当たります。 おそらくテキストでそこの大事なところが抜けているんだと思います。 この場合、料金計算では「新大阪~博多間に関しては全部博多駅で乗り換える」という考えがあるためと「新幹線は専用の改札を通らない限り、1つの列車として数える(ミニ新幹線の在来線区間を除く)」という考えがあるため、すべて自由席として考えるのが自然です。 おそらく、旅客営業規則を読み解いてもさっぱりわからないと思います。 P.328下部の説明にもある通り「別に計算する」と書いてますね。 指定席は「1個の列車として計算する」が適応されるため、もし山陽区間で乗り継いだとしても、九州区間でまた指定席料金を取るため二重になります。そのため、この質問の計算をする際には時刻表上では「530円引きです」やら「1060円引きです」やらがたくさん出てきてもっと計算が複雑になるので、ここでは「全部自由席として考える」ということになります。 ただし、グリーン車は指定席ですからそこから差し引くことには変わりないのでご承知おきを。これは普通車だけの考え方です。 ですので、今回のテキストの説明ですと最後に九州新幹線で指定席料金を足すのでそこが省かれてしまい、パニックになったんだと思います。 私のお勧めは書店などに行って「JR時刻表」を買ってください。1,500円ほどの痛い出費ですが絶対にためになるので。(ありましたら失礼しました) そこの後ろのピンク色の紙の「営業案内」というページの九州新幹線の運賃早見表の運賃欄ではなく、ちょっと外れた小さな説明を見てください。 「530円引きます」とか書いてるはずです。 なので、こういうのは面倒くさいので「普通車は、打ち切って計算するものは全部自由席として計算してから指定席料金を足す」という考えに切り替えると、かなり楽だと思います。 これは「北海道新幹線⇔東北新幹線(新青森乗り換え)」「ミニ新幹線⇔東北新幹線(盛岡・福島乗り換え)」「北陸新幹線(JR西日本⇔JR東日本)」でも通用します。 通用するのは「あくまでも同一方向」ということで。(笑)
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>なぜ〔のぞみ〕〔みずほ〕ともに最速型なのに、最速型以外の新幹線〔ひかり・さくら〕の指定席特急料金が基準になっているのでしょうか? これは新幹線の経営事情や、歴史に関わる話なので、質問者様のようにお若い方だと難しいかもしれませんね。 鉄道車両の寿命の話になりますが、鉄道車両は走行距離が伸びると寿命が短くなります。東京の山手線だと30年、40年と使えますが、東海道新幹線だと15年程度で廃車になります。 そのため常に新しい技術を開発するわけですが、飛行機に対抗するために速度を向上した新しい車両を出して、速達列車を運行させます。 のぞみは国鉄がJRになった後の1992年に300系新幹線を使って運行を開始しました。それ以前は「ひかり」と「こだま」のみで、「のぞみ」が新しく追加されました。 ただ、この300系は16両編成を61本も作るわけですが、以下のような理由で、さすがにすぐに61本を作れるわけではありませんでした。 ・車両メーカーの設備が足りなかった ・16両編成一本で46億円、61本を作ると2800億円くらいかかるので、経営上のリスクが高すぎて一気に作れなかった ・当時は故障が頻発し、原因を究明しながら増備したので、増備に時間がかかった(のぞみがまた故障したということで、当時はニュースが多かったです) ・新幹線というのも銀行から借金をして経営しているので、銀行側としてもそんなに故障が多くては融資ができなかった 結局1990年から初めて、改良を重ねながら、1998年まで9年程度作り続けられました。 もちろん投資回収のために運賃の割増が必要ですが、デビューの1992年には、上下2本しかありませんでした。その状態で >なぜ〔のぞみ〕〔みずほ〕ともに最速型なのに、最速型以外の新幹線〔ひかり・さくら〕の指定席特急料金が基準になっているのでしょうか? というように、最速型を基準にするような運賃は設定できなかったわけです。ですから最速型には加算運賃を設定するのが一般的です。これが現在も運賃の根底にあります。 ---------- さて、当時はのぞみは少なかったのですが、2003年ごろにのぞみの方が多くなるようダイヤが改正されました。 この際に、一部の利用者への救済的な意味も込めて、のぞみの自由席は安くして、ひかりこだまの自由席と同等にしようということになりました。 これが今も続いているので、名古屋新大阪に自由席に乗っている以上、自由席の料金を基準にしていると思われます。 ------- このケースを細かく分解すると ・1.名古屋博多のひかりこだま自由席6500円 ・2.指定席料金530円 ・3.みずほ追加料金新大阪博多320円 ・4.閑散期運賃-200円 (指定席が基本のため、実際には1と2はまとめられて、指定席7030円と書かれているはずです) (名古屋新大阪ののぞみ自由席は、前述の救済扱いでのぞみの追加料金がかかっていないと思われます) (指定席を1回以上利用している以上、指定席料金は530円がかかります) で合計7150円ということだと思います。時刻表には詳しく書いていないのですが、おそらくその問題は正答だと思われます。 -------- おそらくユーキャンの人は、旅行業協会が出している資料を参考に書籍を書いていると思われますので、上記で述べた事情はそこにはおそらく書かれていませんので、そこまでは説明ができないと思われます。 それと、当時の経営の事情から推測的に述べていますので、上述したことは誤っている可能性もありますので、そこはご了承ください。 というのも、当時の経営者は今は現役ではないことが多い(高齢化により、会社から退職しただけではなく、葛西敬之氏のように他界した人も出てきています)ので、推測にならざるを得ないところがあります。 -------- ちなみにJR東日本はまた違った考え方をしていますので、注意してください。 彼らは人件費を削減したがっているので、車掌が検札する必要がある自由席という考え方をなくしたがっています。「はやぶさ」や「こまち」には自由席はありません。「あずさ」や「ときわ」など、在来線の特急も自由席がないものを増やしています。 それと東北秋田新幹線のこまちは、E5、E6系が出てきたときに加算運賃を設定しましたが、今は全部E6系になったので、加算運賃が設定されていない電車は走っていません(JTBの本を買うと、2019の本ですが、加算運賃のない実質誤植の運賃になっていて、出版社のサイトに修正が掲載されています)。
JRの料金計算に関するルールは旅客営業規則に定められているのだが、質問者の疑問についても、究極の答えとしては、旅客営業規則第127条第2項に載っているから、となる。 https://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/03_syo/07_setsu/03.html なぜそんな計算になるのか…というと、 自由席に乗る場合の自由席特急料金は、在来線も含め、原則、通常期指定席特急料金の530円引きで計算するが、のぞみの自由席は、のぞみの指定席特急料金の530円引きになっていなく、ひかりの自由席に乗ったときの値段、すなわち、ひかりの指定席特急料金から530円を引いた値段と合わせるという方法で計算している。 質問者さんの設問で、名古屋から新大阪までのぞみではなく、ひかりの自由席で行った場合の料金計算方法はどうするのかで考えると、先の考えをあてはめると、ひかりだろうが、のぞみだろうが、同じ区間を自由席にするのだから、トータルで同じ料金になるハズである。 しかし、一部でも指定席に乗ると、全区間指定席に乗った値段と同じ、というルールをあてはめようとすると、ひかりに乗った人ものぞみの料金を課せられることになってしまう。 ここの整合性を取るため、あたかもひかりの料金を基準のようにして計算するようにしたのではないかと考える。 なお、九州新幹線区間にまたがってみずほに乗る場合も、九州新幹線の区間にみずほに対する特別な料金の概念がないため、一旦、ひかり(さくら)の値段で計算し、みずほに乗った区間に応じて、差額を足すという計算を行っている。
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これは、まずのぞみもみずほも両方が指定席であれば、そのままのぞみを通しての特急料金となりますが、名古屋~新大阪間がのぞみの自由席という所に引っ掛けがあります。結論を先に言うと、のぞみの自由席とひかりやこだまの指定席を乗り継ぐ場合は、全区間のひかりやこだまの指定席料金と同額という特例があります。そしてみずほであればその乗車した区間ののぞみ加算額を加算するという計算です。なぜなら各区間によって自由席料金が定められておらず、その区間に見合う差し引く額がないからです。新幹線の特急料金設定の基本は、あくまでもひかり・こだま・さくらの指定席で、のぞみやみずほはそれに付加価値として設定された区間ごとののぞみ料金を加算します。問題の名古屋~新大阪間は自由席ですが、新大阪~博多は指定席です。この場合、全区間を指定席とすれば名古屋~新大阪間の自由席に見合った差し引く料金がないのです。また逆に名古屋~博多間ののぞみ自由席特急料金にみずほの指定席料金を加えたところで、結局は名古屋~博多間ののぞみ指定席料金になります。JRにはお客様の有利になるような料金設定をするので、問題の場合はのぞみ自由席と、ひかり・こだま・さくら指定席との乗継きを適用して、名古屋~新大阪間の自由席相当に対する割引をし、新大阪~博多間のみずほに対するのぞみ料金を加算しているのです。JRにはこういった運賃や料金には沢山の特例が設定されているので、一つ一つ覚えていって適用していくしかないでしょう。頑張ってください。
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