機械系は機械・精密メーカー、電気・電子系は電子機器メ―カー、化学・生物系は化学・食品・製薬メーカー、土木建築系は建設会社、情報系はシステム開発・通信企業への就職が多いです。就職先との相関は大いにあります。 なお大学の研究室でやっている研究内容と、就職先のそれとで相関があるケースはかなりのレアケースです。
なるほど:1
ご質問は,卒論や修論の個々の研究テーマが就活の際に 考慮されるか?ということでしょうか? そういうこと はほぼありません。修士だろうと,専門家だと思ってい る企業はありませんので。また,大学の卒論や修論の テーマは,その研究室の指導教員がいまやっている研究 内容です。提示するのは教員で,その中から学生が選び ます。そしてそのテーマは,かなり専門的で,とても 狭い分野のあるピンポイントなものですから,それを まさに企業が必要としている知識ではない限り,そんな ものを評価する企業はありません。ただし,企業が必要 としている知識を得たいから修士を採用するとしたら, その人はすぐに使い捨てになるかもしれません。東大の 昔の先生がおっしゃったように「今使える人はすぐに 使えなくなる人」だからです。企業がある先生の研究に 興味があれば,社員を研究生としてその研究室に派遣し ます。 他のご回答のように,学科ごとにバックにある業界は 違います。ですから,電気工学科を卒業して,建設業 のコンクリート会社には就職しません・できません。 ただし,鋼メーカー(製鉄会社のような)には,機械 からも金属からも土木・建築からも就職できます。も ちろん,就職後の部署は異なります。しかし稀に,例 えば土木の学生が機械造船の会社に採用されたりします。 これは,鋼構造の勉強が機械工学と土木工学で類似して いるからです。
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