勿体ないです。可愛そうです。
言われることは至極当然で尤もなことながら、実は、それは生徒?サイドからの一方的な見方であって、教師サイドからは、それとは全然違った世界が見える。まず「教師」と総称はするけれど、同じ教師でもさまざまな人がいて、生徒がかわゆくて、かわゆくて(高校時代はあるいは、人生で最も輝いている時かも。その意味で、男女ともこの上もなく美しい)……という人も、次のステップ(私の高校時代の恩師は、国会議員に就任)への一段階という人も、また、大学の教授になれなくて残念ながら……という人もいて、顔が違うように、すべて事情は異なっている。例えば、大学院と聞いて誰しもが「大学教授」を連想するけれども、ことはそのように簡単ではなく、そもそも大学教授は、高校教諭より待遇面で良好ではあるものの、すべての希望者がなれるとは限らない。というよりむしろ、業績と運に恵まれなくて、大学教授になれないばかりか、博士号を取ったのに……で、巷には博士浪人がウヨウヨいるのが、我が国の現状。単純な比較は失礼にあたるし、負け惜しみに聞こえることは確かだけれども、就職浪人より、高校教諭が遙かに恵まれていると、退職した、博士号持ちの元高校教諭は考える。
< 質問に関する求人 >
高校教師(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る