精神保健福祉士です。 社会福祉士は受験資格がなく、勉強したことがありません。 ですので下記は単なる想像です。 わたしは社会福祉士のカバーする範囲の広さが理由だと考えています。 つまり、精神科医療や精神疾患のみ対象としている精神保健福祉士と違い、児童、高齢者、または障害者全般と関わる人は社会福祉士を目指しやすいのだと思います。 それを表しているのが、受験者の母数の違いです。 最新の数値では、社会福祉士は3万人超の人が受験しています。 一方、精神保健福祉士は6.5千人ですから、5倍も違います。 母数が増えればその分記念受験の人や勉強が不得手な人も比例して増えるはずです。 また、「精神科分野に携わりたい」と明確に考える人はあまり多くなく、同時に熱意をもって勉強に取り組まれる方が多いのではないかと思います。 もうひとつの理由は試験対策のしやすさにあると思います。 例えば社会福祉士の試験では、現職で高齢者に関わる人も児童分野の勉強が不可欠です。 一方、精神保健福祉士は精神科分野に限定されますから、少し知識があれば得点することは簡単だと感じています。 採用枠の多さは社会福祉士の勝ちです。 医療ソーシャルワーカーをするにしても、精神保健福祉士か精神科を中心に勤務するのに対し、その他の診療科は全て社会福祉士の管轄(?)です。 高齢者分野でも資格の条件には社会福祉士のみが記載されることが多いです。 児童・障害者の分野ではどちらも同じように募集が出ますが、より幅広いのは社会福祉士です。 「ソーシャルワーカーになりたいけどどちらにしよう?」ということなら社会福祉士を取れば間違いないといった感じです。
支援の対象が異なるため合格率も違うのでしょう。
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