私の住む県内で2020年度中に行われた事務系の試験のうち、大卒程度として行われたのは45試験で、全ての試験に合格者が出ており(総数740名)、倍率の平均9.11です。 一方で高卒程度として行われたのは38試験で、そのうち合格者(総数49名)が出て倍率がついたのは24試験、倍率は平均10.30です。 少なくとも私の県内の昨年度を調べる限りは、倍率にはあまり差は無いと言えます。 しかし、枠としては圧倒的に高卒程度が「狭い」現実が見えてきます。 有力なライバルが数人でも存在すると、合格できない可能性が一気に高まる分だけ、厄介と言えるかもしれません。 参考になれば幸いです。
倍率だけで難易度は測れません。大学入試を例にすれば東大理Ⅲなどは3倍程度で、私立大の中には10倍を超える学部もあります。だからといって東大理Ⅲが易しいわけではないですよね。あいも変わらず日本一の最難関です つぎに、高卒程度枠を設けている自治体が非常に少なくなりました。国家公務員、都道府県庁、政令指定都市、道府県庁所在都市には高卒枠がありますし、今後も存続するでしょう。 しかし小さな市町村では受験資格を18-30歳として学歴関係なしに受験できるところが増えてきました。こうなると高卒者が大卒者を抑えて合格することは至難の業です。 ご希望の自治体に高卒枠はありますか?まずそれを調べてください 次に私が住むところを例にします 神奈川県ですが http://www.pref.kanagawa.jp/docs/s3u/saiyou/result_past.html 1種が大卒程度3種が高卒程度です 事務職ですと、大卒程度の採用予定は100名、高卒程度は10名です。倍率は各々5.5と7.2 横浜市です https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/saiyo-jinji/saiyo/saiyo-info/zyokyo/kou-kekka.html 高卒程度の合格者は35人、倍率は10倍 https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/saiyo-jinji/saiyo/saiyo-info/zyokyo/dai-kekka.html 大卒程度の合格者は386人。倍率は5.2倍 以上圧倒的に大卒程度のほうが採用が多いことがわかります。 難易度は高卒程度より大卒程度のほうが難しいでしょう。大卒程度合格者の大半は東大等を含む国立大と難関私学(だいたいMARCH以上)です。もちろんそれ未満の大学からも合格者はいますが数は多くありません あなた様の学力レベルは大学にしてどれほどでしょうか? 以上、二つの地方公務員試験の実施状況をもとにした実例です
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