航空大学校から海外エアラインのパイロットに 航空大学校を卒業してANA等の国内航空会社ではなく、 海外の航空会…

Question

航空大学校から海外エアラインのパイロットに

航空大学校を卒業してANA等の国内航空会社ではなく、
海外の航空会社（TG, SQ, エミレーツ etc.) に就職することは- 制度/資格的に可能ですか?
- 現実問題ありえますか / 実際にいますか?
（英語は堪能だと仮定して）

自分で調べた限りでは
- 航空大学校で取れる操縦士の資格自体は海外でも通用する
（国際民間航空機関加盟国）
- 海外航空会社の有資格者募集要件として一般的な資格かどうかは不明
- HPに記載のある就職先は国内ばかり
- 就職支援もあるようですが、海外を目指す場合は支援してもらえない/
パイプもない？
- 航空大学校か日本の民間大学か海外の大学/民間機関か等は関係なく、
ただ資格を持っている人が就職試験を受けて受かるかどうかの世界？
-その中で航空大学校で取れる資格は、他の多くの就職希望者がもっている
であろう資格と比べて見劣りする or しない ?

もちろんそれぞれの国、航空会社で事情も募集要件も違うでしょうが、
一般的な範囲で教えて頂ければ幸いです。

詳しい方ご回答よろしくお願いします。

Answer 1

航空大学校から海外のエアラインには行けません。
海外のエアラインが外国人を募集する場合フライトタイムが何時間以上と定められており(会社による)、それをクリアするには日本のエアラインに一度入ってからフライトタイムを稼ぐしかありません。
そのフライトタイムを持っていても採用してもらえない場合もあります。

Answer 2

制度的には、不可能です。
航大に、海外エアラインからの直接の求人は来ません。

航大から直接ではなく、国内エアラインを経験、機長資格を持って退職した後に海外のパイロット斡旋所を通して外航に行った人はいない訳ではありません。

Answer 3

ライセンスの問題も有りますが、航空大学校には海外の航空会社からの
卒業生の募集は有りません。
事業用操縦士と計器飛行証明の資格しか無く小型機の操縦資格しか
有りませんし、飛行時間が300時間も無い人間を採用する海外の航空会社
は有りません。
欧米では旅客機に乗れる資格を持っていても就職先が無く、紹介所に
登録して航空会社からの募集を待っているパイロットがたくさんいます。
時々日本の航空会社で働いているパイロットや、日本貨物航空が海外で
採用しているパイロットはそうした紹介初を通じての人達です。
日本人が海外で働こうとすれば機長資格操縦士か3000時間以上乗務経験
の有る副操縦士だけです。