師範と言っても実は師範といわれる資格を取ってからがスタートですね。 各会派によって段の在り方(呼称)もいろいろありはしますが 段である方はまだまだの人です。 つまり10段は書道師範ではなくひよっこです。 10段辺りまでは毎年の昇級(昇段)試験に応募すれば、余程でもない限り一つずつ上がります。各段は更に準というのがあるため二段階です。 そのためお金があって暇な人は、毎回の試験に応募すれば確かに10段まではどんなに遅い人でも20年くらいで上がります。 つまり逆に10段までは相当に時間かけて書いてきた方だとは言えます。 ただ学生時代や自身でひたすら古典の臨書を若いころから書き込んできた方は素人とはいえ、どの会派に属そうとも昇段は早く5年くらいで遅くてもそうした人は10段になりますね。10段が終わって段が消えたら、取れたら師範です。 問題はここからです。 師範 of 師範になるための闘いはここからがスタートです。 ここから一つ上がって段が終わるために10年かかる人もいます。 審査が厳しいから。 でも4段階上がっても日展・毎日・読売などの作品展に応募する際に 師範の師範の方に手本を書いてもらい、それを臨書してから出品してその書道展の入選、更に入賞していくとかなりの師範だと言えます。 が、まだまだです。 その手本そのものが作れる人こそが師範 of 師範です。 そこまで言ったら本当の師範だと自分は思います。 つまり日展の会友、会員、参与 審査員くらいになっている方はとてつもなく凄い。 テレビで受けている書アートの方とはけた違いの書の世界に君臨している方達です。
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