国家公務員試験の勉強をしていた友人から、24歳くらいで合格すると大卒扱いになるよ〜と言われました。ただ調べて見てもそれら…

Question

国家公務員試験の勉強をしていた友人から、24歳くらいで合格すると大卒扱いになるよ〜と言われました。ただ調べて見てもそれらしい情報はないので本当なのか？と思い今回質問しました。国家公務員試験には大卒程度や院卒程度という試験がありますが、それを受けて合格すれば○○卒程度という扱いになるのでしょうか？

私自身は高卒で、経済環境から大学に4年間通うのは難しいとなったため大学に通うことは断念しています。しかし高卒であることが今後足を引っ張ることは確実なので、せめて大卒扱いにはなりたいです。

また合格したら大卒扱いになると仮定した場合、合格というのはどこからなのでしょうか？2次試験に受かった時点と面接に受かり内定を貰った時点、もしくは他にタイミングがあるのでしょうか、
内定を貰ったこと＝合格とする場合、絶対に公務員にならなくてはならないのでしょうか？

無知丸出しの質問ですし、もしかしたら検索の仕方が下手なだけで割とこういった情報があるのかもしれませんが回答頂けると助かります。よろしくお願いします。

Answer 1

まず公務員試験に関して勘違いがあります。各種公務員試験は資格試験ではなく、採用試験（競争試験において上位者を合格として採用）です。民間企業の採用試験と同じものです。

したがってどんな大卒程度試験に合格しても、それは採用試験に合格したというだけで、それで大卒あるいは大卒程度として社会的に認められるものではありません。
あなたが大卒者となるためにはやはり大学に進学して卒業するほかに道はありません。

つぎに、公務員試験は基本的に学歴不問です。ですから大学を卒業していなくても大卒程度試験を受験することは可能です。おおむね21歳から受験可能となっています。「24歳ぐらいで合格すると大卒扱いになるよ」というご友人の表現は間違いで「24歳ではもう大卒程度試験しか受験資格がない」ということです。

最後に高卒者が大卒程度試験に合格できるか、そして合格ー採用となるかということですが、ほぼ可能性としてはありません。
大卒程度試験は試験問題が大学で学び卒業したという前提で難易度・範囲が決まり作問されます。
例えば受験者がもっとも多い、国家一般職大卒程度の試験問題のうち専門科目試験の中身です
https://90r.jp/ippan.htm#uchiwake

一見してわかるように高卒者では手も足も出ない専門科目を選択して受験しなければなりません

というわけで各種公務員になりたい方が受験するのが公務員試験です。大卒の肩書を与えるための試験ではありません。

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公務員になりたいのであれば、高卒程度試験を受験するのが一番なのですがこれらは大卒者が受験しにくるのを排除するための年齢制限があります。だいたい高校三年在学中及び卒業後2－3年以内です。で、質問者様にはもう受験資格がありません。

なお例外的に都道府県警察本部募集の警察官だけは30－35歳まで（自治体によって異なる）高卒程度試験が受験可能です。これなら合格可能性はありますが、警察官になる気がなければ受験すること自体が無意味です。

Answer 2

例えば国家公務員一般職（大卒程度）の試験に合格しても、大卒扱いにはなりません。
高卒は高卒、専門短大卒は専門短大卒。大卒は大卒。大学院卒は大学院卒として評価されます。
人事院の白書によると、高卒の合格率は0.3%程度です。公務員になりたいなら高卒程度を目指しましょう。

Answer 3

結論から言えばなります。
公務員試験は年齢で高卒程度、大卒程度と言った区分が設けられています。
22歳以上であれば中卒だろうと高卒だろうと大卒程度の試験を受験できます。
しかし、現実は大卒程度の区分で大卒未満が合格することは100人に１人くらいの割合です。その１人も大学中退、専門卒、短大卒も含みますので、純粋に高卒で大卒程度区分で合格するのは至難の業と言えます。ただ、受験資格の年齢を満たし、高校卒業後正社員としての職歴があれば可能性がないわけではありません。

合格は二次試験に最終合格し官庁から採用内定がでたらです。最終合格しても官庁から採用がもらえなければ最終合格内定なしで、働くことはできませんので実質は不合格と同じです。