解決済み
公務員試験(特別区)の論文の添削をお願いします。問題点や直した方が良いところなどなんでも良いので指摘してもらえると助かります。 問題は児童虐待の解決について特別区職員がすべきことを想定しています。 初めて論文を書いたのでレベルの低い文章であると思いますが、よろしくお願いします。 本文 全国の児童相談所での児童虐待に関する相談対応件数は年々増加してきており、中でも心理的虐待に関する相談が多く、全体の半分以上を占める。 特別区においては2016年の児童虐待防止法の改正により区に児童相談所を設置できるようになり、世田谷区、江戸川区、荒川区、港区にすでに設置されるなど、児童虐待への対策を進めている。 しかし、児童虐待は養育者の子育てのストレスや不安、貧困などさまざまな原因が挙げられ、対策は容易ではない。そのような中で特別区職員はどのような取り組みをすべきか、児童虐待の発生の防止という観点と発生した場合の対応という観点に分けて以下で具体的に述べる。 まず児童虐待の発生の防止をするには養育者の子育てに関する不安などを取り除く取り組みが必要となる。先にも述べたように児童虐待の原因に養育者の子育てに関するストレス、不安や協力者、相談相手の不在などが考えられる。そこで児童相談所などでの相談体制の強化、支援を必要とする養育者の早期把握、支援体制の強化などが必要となると考える。子育てに関するストレス、不安を取り除くことができれば、安心して余裕を持った子育てができるようになり、児童虐待の減少につながると考えられる。また、地域の公共施設や児童館などの身近な場所で子育て中の親子の交流を促進するなどして、親同士の交流を深めることも、子育てのストレス、不安を取り除くことにつながるのではないかと考える。 次に児童虐待が発生した場合の対応で重要になるのは児童虐待の早期発見と早期対応である。 少しでも発見、対応が遅れれば子供に重大な被害を与えてしまうことも考えられるからである。 児童虐待の早期発見のためには近隣住民など外部の人間に児童虐待に関心を持ってもらうことが重要である。そのために区のHPやSNS、広報などで日頃から児童虐待に関する発信をしていくことが必要となる。その際に児童虐待の通報をすべき明確な基準を示しておくと、外部の人間が通報すべきか分からないという状態を減らすことができるため効果的であると考える。 早期対応のためには区役所や児童相談所、保護施設などの各機関の連携、役割分担が重要であると考える。 あらかじめ各機関がそれぞれどのような対応をするのか決定しておくことで、事情聴取、子供の保護、子供のケアなどの対応を迅速に行うことができると考える。また、各機関の対応能力を高めるために、対応できる職員の数を増やしたり、職員に対する研修などを充実させることも必要であると考える。 児童虐待の問題は先にも述べたように原因はさまざまであり、解決は容易ではない。しかし、児童虐待によって傷つく子供を1人でも多く救うために、これまでに述べたような取り組みを粘り強く続けていくことが特別区職員には求められる。 以上1153文字
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ギリ足切りにならないレベルです。 まず問題文に「中でも心理的虐待に関する相談が多い」とあるのかは知りませんが後々の展開にさほど関わりがなくまた、虐待対策という事なので 心理的虐待に限定すべきではありませんから、この表現は無くても良いかと。あともう少し具体的な取り組みを挙げる癖をつけておくと本番困った時に文字数稼ぎできたりしますよ。論文の説得力も増します。この感じだとこのテーマにしか活かせませんしね。 問題文をふんわりでもいいので教えていただけるともう少し詳しく回答できます。 ちなみに特別区受かってます。
小論文の指摘…と言うには、おこがましくて恐縮です。 冒頭でお書きになっているとおり、虐待対応件数は年々増加しています。 一方、少子化の進行も言われています。著しい進行です。特別区職員になりたい方です。23区の少子化ご存知ですよね。少子化で虐待対応件数が増加。なぜでしょう。この問題意識が新卒の方には欲しいです。 疑問の回答の1つは、お書きになっている「心理的虐待」です。10年前と5年前と今、虐待の判定基準が変わっているのです。だからこんなに増えた(様に見える)のです。ではなぜ基準を変えたのでしょう。それには大きな虐待死事件がきっかけでした。触れましょう。 さらに事件をきっかけに関心が高まり、虐待通告も増えました。様々な対策も行われています。お書きになった区児相の設置も、その一つです。現在懸命に取り組んでいる努力や実績 といった先輩への敬意を私なら好ましく思います。 疑問の回答の2つめは、社会的動向です。単身家庭や非正規雇用の増加、貧困と格差といった話です。コロナ禍に触れてもいいかもしれません。視野の広さを印象付ける所です。ヤングケアラーは昔からいました。しかし今、注目されています。触れるのは印象上、お得と思います。 これらを踏まえての具体策の提示。勝負どころ、になります。 これは採用試験。書面による面接試験と考えられます。面接試験だとしたら、どんな自分を見せたいのか、見てもらいたいのか、と考えられます。当然、好ましい新人職員像、礼儀正しく、言われた指示には、きちんと従おうとする姿勢は大切です。その上で、頭脳明晰、冷静沈着、問題を大所高所から扱うタイプなのか。それとも熱いハートで、現場で問題に果敢に取り組むようなタイプなのか。限られた字数の中でのアピールです。書き方の方針をイメージすることをお勧めします。 読む採点官は、受験生より、この問題に詳しい可能性が高いです。ですから大所高所提示コースにしても知識を見せるのではありません。考え方を見せるのです。具体策はいろいろ考えられるのでしょうけど、例えば書かれた通報基準、機関別役割分担。引いた眼で見れば、人権との兼ね合い、個人情報の管理が問題になります。虐待は防ぎたい。でも、だからと言って、どこまで許されるのか。そうした真摯な悩みを見せる。見せつつ一定の提示をする。採りたい職員像アピールと考えると、こんな感じと思います。 熱血果敢コースだとしたら、具体的像の想像が第1歩です。具体的に想像してください。相談者や協力者がいなくて養育に不安を感じている母親。多分、母親の両親は遠くにいるのか、関係が悪いのか、頼れない。父親は。少なくとも協力的ではないでしょう。お母さんの社交性。当然、低くて自分から助けなど求められません、等々。十分想像した所で、さあ、23区職員である自分が行って、どの様にしましょうか。対策の羅列でもいいと思います。とにかく好ましい職員像を採点官にアピールできるか、ですから。もちろん受験生は頓珍漢な事を書く可能性は高いです。なにしろ知らないですから。しかし、そうであっても、「あーこの人を採りたいなあ」と思わせる様にすることが大切・・・なのかなぁと思うのです。 なんか、つまらない事を長々書きました。 お読みいただき、ありがとうございました。
さらっと見た感じですが、解決策の提示の部分で、もう少し具体的にふみこんで(質問者さまの考えでいい)書いた方が好感が持たれるように思います。この解決策は多くの受験者が書きそう。
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