解決済み
法律事務所で働くパラリーガルです。 司法試験も2度受験しましたが,いずれも落ちました。 さて,ご存知とは思いますが,検察官になるには,司法試験に合格する必要があります(その後,1年間の司法修習を受けます。)。 そしてこの試験を受けるためには,法科大学院を修了するか,或いは司法予備試験(司法試験より難易度が高い)に合格する必要があります。 質問者さんは現在中一となると,まずは大学の法学部に入学することが最短ルートかつ合理的です。 (私立大学であれば,国語,社会,英語さえできればそれで足ります。) 司法試験の合格率は日々上昇しており,今年は実に38%が合格となっています。 https://www.shirahama-lo.jp/%E5%8F%B8%E6%B3%95%E8%A9%A6%E9%A8%93%E3%81%AE%E5%8F%97%E9%A8%93%E8%80%85%E3%82%84%E5%90%88%E6%A0%BC%E8%80%85%E3%81%AE%E6%8E%A8%E7%A7%BB%E3%81%A8%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E4%BA%BA%E5%8F%A3%E5%A2%97/ もっとも,法科大学院によって,この合格率は異なります。 一位は慶応義塾大 二位は早稲田大 三位は京都大 四位は東大 五位は中央大です。 (もっとも,司法予備試験合格者の合格率は,実に93.5%で断トツ一位。) https://resemom.jp/article/2021/09/07/63461.html そして,慶応,早稲田はいずれも私立であるため,前述のとおり質問者さんは国語,社会,英語を猛勉強するところから始まります。 もしこれが無理であれば,憲法及び法律のみ猛勉強して,司法予備試験に合格するという手もあります(大学費用が掛からないため,経済的には得です。)。 どれを選択するかは質問者さんが決めることですが, たとえ司法試験に合格しても,そのうち検察官になれるのは,上位2割程度です(トップは裁判官,それ以外は弁護士)。 極めて厳しい道のりですが,弁護士は現在飽和状態であるため,検事になることは,現代社会では合理的かもしれません(給与は,サラリーマンとさほど変わりませが(涙))。
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