税理士です。 まず、税理士試験を受験するのには日商簿記2級の知識が最低限です。 質問の話で言えば日商簿記1級があるに越したことはありませんが、 関係するのは簿記論と財務諸表論のみであって税法では関係がなくなります。 受験資格を日商1級とお考えであれば別ですが、 日商簿記1級を持った状態になるまでに時間を要して税理士試験を 受験できるのに受験しないというのは間違っています。 勉強時間にどの程度の差が出るのか誰にもわかりませんが、 試験としては別ですからあまり関係が無いと思った方が良いと思います。 日商2級を完璧に理解していれば、簿記論や財務諸表論の講義を キチンと学べば合格は可能です。 有利になる点として 日商簿記1級を持っている事で受験しかくとなる。 これが最大のメリットです。 高校生でも大学1年生でも日商1級がある事で受験ができます。 もちろん、勉強面で重なっている部分も2級よりは多くなるため 多少なりとも有利に働く部分はあるけれど、1級を頑張って取得 してから税理士試験を受け始めるよりは、1年でも早く税理士試験を 受験した方が良いと思いますね。
日商簿記1級に合格者の簿記論、財務諸表論の合格率はかなり高いと聞いたことがあります。私は日商簿記1級の合格を受験資格にしたので、やるしかなかったのですが、日商簿記1級に6月に合格し、その翌年の受験で簿記論、財務諸表論は合格したので、まあ、そうなのだろうと思います。 ただ、他の受験資格で受験される方が、日商簿記1級を取るべきかといえば、試験範囲も違い、遠回りなので受ける必要はないと思います。 税理士試験はボリュームが日商簿記と桁違いなので、練習でスピードをつけることを考えると、勉強時間はそれほど違わないのではないかと思います。 せいぜい1割程度の差じゃないかと思います。 税法科目については、所得税や法人税にしても、2級で十分でしょう。
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