税関職員になる難易度はどのくらいでしょうか

Question

税関職員になる難易度はどのくらいでしょうかある大学の経済学部の2年生です。まず税関職員になるには公務員試験2種に合格しないといけないらしいですが、今から勉強を初めて間に合うでしょうか？
また英語が好きで勉強に力を入れていて、ロシア語を理解でき、話せますが何か有利になるでしょうか？
あとやはりコミュニケーションが得意な方の方が採用されやすいですかね？

Answer 1

mim********さん

国家公務員試験の2種というのは今はなくなっていて、相当するのは国家公務員試験一般職の大卒級ですが、

試験は人事院がまとめてやるので、税関志望だからどうということはありません。
試験の準備自体はそんなに早くから始めても、忘れてしまうし大学の勉強やその他の社会経験をしている暇がないので、これから1年くらいの勉強で受からなければ元々無理、ということかもしれません。

問題は税関に採用されるかですが、はっきりとしたデータはありませんが、他の方も回答のように、「寄らば大樹の陰」、財務省の一員ではあるとはいえ、貨物船によじ登って検査をしたり、早朝深夜のシフト勤務があったりもする仕事なので、絶大な人気を誇る難関、というほどでもないように思います。

税関の場合も他の多くの省庁と同様、一般職は全国8つの税関（＋沖縄）↓ごとの採用で、基本的にはその管内での異動になります。
https://www.customs.go.jp/zeikan/zeikan-kankatsu.pdf

勤務ぶりは、東京や大阪のように24時間体制の大きな空港があるところは、早朝深夜のシフト勤務もある一方、地方への転勤はあまりない、函館や神戸のように事務所が広く分散しているところは遠距離の転勤がある、というように、税関によってだいぶ違います。

語学は重要で、外国人旅行者や船員の相手をしますから、英語ができないと仕事になりません。
ロシア語を使うのは何と言ってもロシアからの貨物船がたくさん来る函館税関で、ロシア語の研修もやっています。

ロシア語ができると言うだけで採用されることはありませんが、採用されれば歓迎・重宝されるでしょう。ですが、例えば九州出身の方がそのために函館税関に行く、というほどのこともないでしょう。

コミュニケーション能力というのは重要で、面接でしっかり見られますが、どんなことを指してコミュニケーション能力というのか、は、学生の感覚とはだいぶ違っていて、

例えば仲間内のでの会話が盛り上がる、なんてのはどうでもよくて、物事を筋道立てて説明できるか、といったことが、役所に限らず社会人として求められるコミュニケーション能力です。

Answer 2

＞ある大学の経済学部の2年生です。まず税関職員になるには公務員試験2種に合格しないといけないらしいですが、今から勉強を初めて間に合うでしょうか？

国家一般職試験になりますね。まだ普通に間に合います。公務員予備校も大学３年から通う人が多いです。心配なら早くから始めればいいですが、大学生活を充実させた方がいいでしょう。あとは、税関職員ならＴОＥＩＣや英検を取っておくとよいでしょう。

ＣＩＱの中では１番人気ですし、お金のある財務省の管轄なので全国転勤とは言えども実は不人気ではないです。人気官庁と言えるかは微妙ですが。

＞また英語が好きで勉強に力を入れていて、ロシア語を理解でき、話せますが何か有利になるでしょうか？

非常に有利になります。特に英語が話せる人材は重宝されます。（国家一般職レベルで英語が話せる人は少ないからです）

＞あとやはりコミュニケーションが得意な方の方が採用されやすいですかね？

仰る通りです。基本的に国家一般職は学力面よりもコミュニケーション面を見ます。

Answer 3

国家一般職の中では比較的人気であるものの、採用予定人数も多い官庁ではないでしょうか。人事院のhpを見ると、今年の東京税関は50名程ですね。憶測になりますが、簡単ではないが比較的採用されやすいとは思います。当直があるので、取り敢えず楽な公務員になりたい人は寄ってこないでしょうし。

勉強開始時期ですが、まだ早いと思います。大学生3年生始めから徐々にやり始める人が多いと思います。これは、予備校もメインコースが3年から始まる事からも推察できます。一次試験に関せば、大抵は1年勉強すれば何とかなる難易度だとも言えます。

語学力やコミュニケーション力ですが、国家一般職の中では、評価されやすい方ではないでしょうか。OJTが多い公務員ですが、税関は3？ヶ月の寮生活を伴う研修があり、その中には英会話もあります。語学力の重要性を表しているのではないでしょうか。