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JR西日本、仕事中のミスに対する賃金カットについて。

JR西日本、仕事中のミスに対する賃金カットについて。JR西日本には労働組合があると聞き、そうならば組合側が強く反発するはずなのになと思い調べてみました。 どうやらこのミスをした社員は最大勢力のJR西労組(94%)組合員ではなく、JR西労(1.8%)組合員だそうです。 西労組は会社と仲良しで協調路線についているそうで、私も何でもかんでも対立するのではなく、協調すること自体には理解しますが、こういった肝心なときに会社の味方をしていたのでは労働組合の意味がないのではないでしょうか? また、組合間の対立があり、よその組合が主張していることは賛成しないといった雰囲気がありそうです。ユニオンショップ制もそうですが、JR西日本のように組織率が異様に高い組合は、会社の意見を飲みすぎてあまり存在意義がないのではないかと思うのですが、皆様どう思われますか?

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知恵袋ユーザーさん

回答(3件)

  • ベストアンサー

    お呼びで無いかも知れませんが、元JR西労組(JR連合系)組合員でございます。 今やJR西日本やJR東海などではJR連合系の組織率が増えてきましたので、ほぼユニオンショップに近い様相を呈していますが、それでも労働者が加入する労組を自由に選べるオープンショップ制は維持しております。 ユニオンショップ制への移行は、今でもまだ主張していない筈です。 そのため少数派の労組さんは、誰かがJR西労組を脱退して「我が方」に加入するような事があれば、もうお祭り騒ぎで大盛り上がりします。 それゆえ、特に会社の方針や上司に不満を持つ人を狙って付き合ったり、情報戦を行なったりと活動が活発です。 一方で、わが西労組の場合、労組などはお花見に始まり忘年会で終わる、飲み会やレジャーなどが主体で、役員選挙なども無風の、毎度毎度シャンシャン大会です。 ですが、こんな呑気なJR西労組でも、かつて井手正敬という男、 つまり「国鉄改革三羽烏」となって国鉄末期の理事会で異彩を放つ勢力を形成し、巧く世渡りして大出世を勝ち取り社長になった男が居たのですが、この男がワンマン経営をしていた頃はJR連合系もよく組合員からの要求も集めて真剣な交渉も行っていたのですよ。 たとえば、些細なミスでも酷く咎められ、何日もの乗務停止、いわゆる「日勤教育」をさせられていたのは所属組合など関係ありません。 当たり前ですが、所属組合による差別は違法です。 ですから、狙いとしては西労や国労の組合員に重い処分を科すために行った「日勤教育」や賃カツも、同じミスをすればJR西労組組合員でも容赦無しとなるわけでした。 そんな時代の悔恨の至りとしては、元同僚の自殺(しかも複数人)、そして何よりは福知山線列車脱線事故です。 この事故で「日勤教育」の問題が広く世間に知られ、株主様も黙っては居らず、遂に院政を敷いていた井手正敬とその一党が一掃されて今に至るわけでございます。 このことで、会社は素晴らしく体質改善が為されました。 すなわち、井手が権勢を振るっていた頃は、職場では助役などの幹部でさえ(だからこそ)、安全や仕事の拘りに一家言あるような気骨ある人材が子会社などに飛ばされ、それに代わってそのポストに就いたのが無能なイエスマンやパワハラ上司だったのです。 そうした腐った幹部がほぼ一掃されて、良い上司が戻って来たので本当に仕事がやりやすくなりましが、そのきっかけが大事故で、何よりお客様の尊い命、お怪我をされた方やご遺族様の今なお続くお苦しみに思いを致せば、退職した今も悔恨の念がつのるわけでございます。 ですから今でも、4月25日には給料をおろさないし、コロナ禍で中止されておりました慰霊式ですが、再開されたらまた参加させて頂くわけでございます。 ですので今やJR西日本では経営陣が先頭を切ってよくコンプライアンスを遵守し、また社員の人権にはよく配慮されている社風があるのです。 あるいは株主総会でも、好ましくない性質を持った大株主などが存在しておらず、あるいは社員持ち株会もあるわけで、何と言いますか、いたって”まっとう”な経営なんです。 あるいは、特に安倍内閣以降は政府が各企業に賃上げを促すというご時世ですから、昭和の昔のような春闘での交通ゼネストなどは、もはや昔話ではないでしょうか。 そしてお題の賃カツ問題ですが、企業体質が悪かった頃の懲戒処分(訓告・戒告などの連発)、何より「日勤教育」(長期間の乗務停止)と比べると、何と軽い処分であることかと思うのが正直のところです。 すくなくとも動力車乗務員たる者は「安全の最後の砦」であるという矜持を持って職務に臨む必要かと思います。 というのも、人間は必ずしくじる時があるわけです。 ですからそれを日頃からよく考え、その失敗を出来るだけ減らす、確認、確認、また再確認を繰り返してミスを減らすルーティンを持つように日頃から心がけるのです。 実際、私も何度もヒヤリハットもチョンボもありますが、それでも指差確認、再確認などのルーティンをやっていたので、信号取扱者がミスしてもそっちに進入せず、車掌がミスっても早発はせず、まして出場遅延などは全く無しで永年無事故表彰を勝ち取っています。 もちろん、日々の努力もありますが幸運もあります。 ですが、自らのエラーで遅延などを発生させた場合は、これはもうどんな処分も甘んじて受けるものとの覚悟はございました。 そして幸いにも、そのような事故は起こさずに済んだわけでございます。 ご質問の賃カツ問題では、原告?は制服を着て、会社の敷地内に居るので体面としては勤務しているような状況を杓子定規な「ノーワーク・ノーペイ」として賃カツされたとの認識をお持ちではないかと覗えます。 つまり、処分としてはとても軽微ですし「実損」も無いに等しいものです。 それでも敢えて労働者の権利について、はたしてこの処分を認めて良いかという、法解釈?の方面での問題提起のための訴訟?なのでしょうか。 しかし、昭和の古風な動力車乗務員としての矜持を持って勤めてきた者の感覚としては、ミスった者に対する軽微な処分にまで抗議する発想は理解出来ません。 それゆえ、まあ、こうした抗議行動に出れる度胸には、個人的には驚くべきものがるわけなのです。 長文失礼致しました。(元運転士)

    なるほど:1

  • JR連合系は何もしない組合ですね。 だから、悪い噂も立たないのでしょうね。 JR総連系は革マルなどと色々噂はありますが、会社のおかしいところはしっかり反発するイメージですね。 だからこそ、JR東日本はJR総連系を潰しにかかったのでしょうね。 現に、JR総連系が弱体化した途端 ・定期昇給カット ・「柔軟な働き方」という名の会社都合で社員を酷使できるシステムの構築 ・「定期昇給カットするから、お金欲しい人は自分の時間をもっと使ってグループ会社で副業してね」というメッセージ性のある副業の容認 など、やりたい放題やっています。

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  • 西には国労や旧全動労もいます。あまりも組合関係が複雑すぎて、「特殊労組業界」に詳しい人達ですら間違えます。 まあ御用組合は問題ですが、前衛的過ぎるのも問題ですね。

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