日本において新卒で正社員になるのが美徳なら、なぜ俳優や声優、ミュージシャンは新卒で就活しなくていいんですか？ いつにな…

Question

日本において新卒で正社員になるのが美徳なら、なぜ俳優や声優、ミュージシャンは新卒で就活しなくていいんですか？
いつになったら新卒就活が消滅しますか？明らかに普通に一般的にいや、常識的に考えておかしくないですか？知恵袋で質問しても腑に落ちない回答しかありません。

Answer 1

＞日本において新卒で正社員になるのが美徳なら

まずこの仮定が正直良く分からないです。
順に考えてみましょう。

社会に出る日本人の大半(9割以上と言って良いでしょう)は、何らかの形で会社に所属します。
それが大企業かもしれないし、中小企業かもしれないし、スーパーマーケットや小さな個人商店かもしれませんが、とにかく何らかの会社という組織に属するのが一般的です。これは流石に間違いないでしょう。

そして企業が新卒を欲しがっているのも事実です。
これは日本企業が「入ってきてから自社に合わせて育てる」という文化だからで、今は崩れつつありますが終身雇用を前提とした場合はとにかく早い段階で雇って教育を施した方が会社にとってそれだけ長く利益をもたらしてくれるというのがあります。
少なくとも20世紀まではそのやり方で日本は世界トップクラスの経済大国になったので、今でもそれが忘れられずにやり方を変えられないということです(だから急速に衰えているわけですが)。

さて、ここで
・ほとんどの人が会社に就職する
・多くの会社が新卒を求めている
という2つが組み合わさった結果、日本は新卒至上主義だと言われるわけです。
そして逆に言えば、片方でも崩れれた「例外」においては別に新卒に価値など無くなります。

例えばあなたが挙げている「俳優や声優、ミュージシャン」という職業は別に多くの人が目指している仕事というわけではありません。
そしてまた、一般的な仕事と違って「教育すれば誰でもできる」という類のものでもありません。一流大学を出ているからといって優秀な俳優になれるかどうかは全く関係ありませんし。

したがってそういった新卒至上主義の理由となっている部分に当てはまらない例外的な職業は、新卒であることに何ら価値は無く、新卒かどうかは問われません。

そしてそこから、自分が新卒市場から逃れたところで働きたいと思うならばどうすれば良いのかも見えてきます。
一つはその例外的な仕事を目指すことですよね。
もう一つは、他の人が簡単には手に入れられないような高度なスキルを持つことです。
例えば天才的なプログラミングスキルを持っていてアピールしていれば、わざわざ普通の就活なんてしなくても様々な企業から引く手あまたでしょう。
「プログラマー」という仕事自体は一般的ですが、新卒で雇って教育しても到底届かないようなスキルがあれば新卒カードなんてどうでも良くなります。

さて、腑に落ちたでしょうか。
まだ分からない部分があれば議論させていただければと思います。

Answer 2

芸能系は運も絡むからだろ。30超えてから大成したら勝ち。普通の会社は若手が欲しいんだよ。イメージを作りたいからな。