専門商社より総合商社の方が年収が高いのはなぜでしょうか？単純に利益の社員への還元率が良いのでしょうか？

Question

専門商社より総合商社の方が年収が高いのはなぜでしょうか？単純に利益の社員への還元率が良いのでしょうか？例えば「後者が沢山事業やってるから」はあまり答えになってない気がして沢山事業やってる分、後者は前者より採用人数多いですよね。

Answer 1

総合商社とはMajor 7を指します。
専門商社と比べること自体意味の無いこととお考え下さい。

Answer 2

＞単純に利益の社員への還元率が良いのでしょうか？

そんなことはありません。
圧倒的に後者の方が利益が出ているから収入が高いんです。

利益が出ている理由は、やはり専門商社では財力的に手が出せない領域や、手が出せないレベルの規模でビジネスをやっていることが大きいと思います。

専門商社が財力的に手が出せない領域というのは、資源や食料品の生産への投資などです。
例えば石油や天然ガスを掘る、鉄鉱石を掘る、穀物を生産するなどの資源の権益は莫大な初期投資がかかりますし、回収までに長い年月がかかります。こんなことができるお金があって、投資回収まで耐えられる会社は日本でも5大商社と一部資源メジャーぐらいです。
総合商社は確かに色々やっていますが、5大商社に関して言えば未だに鉄鉱石、原油、天然ガス、食料品あたりが中核です。
また、この辺は規模が大きいほど利益率が高くなります。

次に、専門商社が手が出せない領域というのは例えば不動産開発、インフラ投資などです。
この辺もお金がかかりますし、非常に多様な人材がいる総合商社でないと手が出せません。

ちなみに、伊藤忠丸紅鉄鋼と、伊藤忠商事、丸紅の鉄鋼部門はまるっきりイコールではありません。
鉄鉱石の開発事業に投資して鉄鉱石をガンガン掘って売るのが親会社の伊藤忠、丸紅です。
そしてその鉄鉱石を有無を言わさず買わされ、自社が投資している工場で製品化して販売するのが伊藤忠丸紅鉄鋼です。

Answer 3

利益率がだいぶ違います。

Answer 4

利益が異なるので。