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宅建 H11 問4

宅建 H11 問4Aは、Bからの借入金で建物を建築し、その借入金の担保として当該建物に第一順位の抵当権を設定し、その登記を行った。この登記の後、Aが、Cとの間で本件建物の賃貸借契約を締結した場合、民法の規定及び判例によれば、次の記述のうち、正しいものはどれか。 肢1. AがCに対して賃貸借契約に基づき賃料債権を有している場合、Bは、建物に対する抵当権に基づく差押えの前であっても、当該賃料債権を抵当権に基づき差し押えることができる。 → ⚪︎ ↑イメージわかず理解できないのですが、抵当権実行前になぜ賃料債券を差押えられるのですか?抵当権設定した時から毎月の賃料を奪えるということですか?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    問われているのは物上代位に対する単純な理解です 宅建試験くらいなら物上代位は以下の二点を知っておけば大抵なんとかなります ①物上代位は賃料債権に対しても有効 ②物上代位は差押えの前であっても可能 「抵当権実行前になぜ賃料債権を差押えられるのか」は大きな勘違いです、債権の差し押さえには抵当権の実行が必要です、物上代位は『実際に不動産を差し押さえる前でも債権の差し押さえは出来る』という話です 「抵当権を設定した時から毎月の賃料を奪えるのか」については順序が逆転しています、抵当権を設定した時はAとCが未契約ですのでどうやっても奪えません、設問の流れになればそうなります まぁあまり深く考えない方がいいです、『抵当はめっちゃ強い』というだけですので

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