ホテル警備は、1号警備の常駐警備にあたります。 警備内容は、大きく別けて、出入管理(防災センターでのモニター監視も含む.カ―ドキ―の貸出など)・巡回・開閉業務・緊急対応となります。 私は4つ星クラス以上のホテルで勤務しておりました。 ホテルの出入管理は、開放地域・管理地域・閉鎖地域・立入禁止地域で人や物の出入りを監視し許可を与えます。 開放地域以外は総て許可証がないと行動できません。 又モニター監視は不審者・不審物の監視をしております。 巡回は、不審者・不審物・設備異常などを歩きながら警戒するのです。 開閉業務は、決められた時間に施錠箇所の開閉をする他に、立入禁止区域の開施錠を行い立合業務も行います。 又VIPの来場時は警察と一緒に警備にあたります。 巡回は、色々な方法があり約6~7回行います。 全てのポストにマニュアルがあり警備日誌を作成します。 最後に当務責任者が取りまとめ、ホテルの警備課長に提出し勤務説明をします。 警備課長からは、クレーム案件や警備不備箇所の質問があり、当務責任者は返答します。 更に明日のVIP来場予定など聞いて帰隊します。 出勤してきた司令(トップの為日勤)に報告して 前日勤務者は勤務開放になります。 24時間拘束の18時間勤務が終了するのです。 派遣隊は40名で365日シフトで動いています。 除夜の鐘を聞きながら、夜勤のシェフのお雑煮を食べてました。 1番大きな派遣隊は、成田空港の250名が最大です。 隊員のスキルとしては、警備関係(施設警備検定)・防災関係(防災危機管理者・防災センター技術講習・自衛消防技術認定・消防設備士・防災士・上級救命講習など)・設備関係(電気主任技術者・消防設備士・高圧ガスなど)と資格を持っている人が多く派遣されます。 ホテル警備のマナーとしては、ホテル内移動の時はお客様の前を歩かない、外国の人から話掛けられたら出来るだけ英語で答える、お客様の依頼は迅速に担当者に伝える、お客様がホテル設備を聞いてこられたら丁寧に場所などお答えするです。 是非 皆様もホテル警備を目指して下さい。 定年した警備員より。
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