司法書士やってます。 後見は、裁判所から仕事がくるので差別化とかないです。リーガルサポートの名簿に登録してれば勝手に紹介がくるので、やりたければそこから選びます。 商業登記は基本的にほとんど仕事がありません。ほとんどの会社は設立する時と、その後10年に1回登記するだけだからです。司法書士に頼まず自分で登記する割合もかなり高いです。 私は不動産登記をメインにやってますが、これについては、個人のお客さんは、家を買った時と亡くなった時くらいしか司法書士の世話にはなりません。人生でたった2回です。 2回しかないから、美容室や歯医者のように、個人が司法書士を相性や技術で選ぶことはできません。何回も頼む事ではないので、値段だって相見積もりとる人自体ほとんどいません。 たまたま知り合いから紹介されたとか、インターネットで見つけたとか、広告を見たとかその程度です。 なんなら、家を買った時は不動産屋から司法書士の紹介を受けることがほとんどであり、自分で選んですらいません。 不動産売買の登記の広告なんて見たことないでしょう? 基本的には、不動産屋が仕事をやりやすい司法書士に依頼が集まります。 そして、登記は100%正確なのが性質上当然なので、差別化といっても仕事が早いとか、気がきくとかそのくらいしかありません。 費用はお客さん個人が払うので、高くても不動産屋には関係ありません。 ネット銀行から紹介される司法書士なんて相場の2倍くらいは平気でとります。 供託は、上記の不動産登記のついでにやることはありますが、それ単体で仕事が来ることはほぼありません。 検察庁関係、筆界特定なんかはそれ自体存在しないのではないか、というくらい仕事がありません。 簡易裁判所の仕事は、過払いがある時は凄かったですが、今はもうほとんどないですね。 まあ愛想よく、丁寧にしてれば、勝手に仕事は増えていきます。 言い方は悪いですが、社会不適合者みたいな人でも食っていけるレベルの低い世界です。参入障壁は高いですけど。 私のまわりを見ると、年収は、後見ばかりの人は300万円とか、バリバリ不動産登記やってる人は〜4000万円とか、本の出版やセミナー中心の人はそれ以上稼いでます。
ありがとう:1
< 質問に関する求人 >
司法書士(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る