美術系の専門学校について。

Question

美術系の専門学校について。私は現在中3の受験生なんですが、将来イラスト関係の仕事につきたいです。それにあたって美術系の専門学校に入るのはどうかなと考えているのですが、イラスト専門同様美術系の専門も通ってもあまり意味はないのでしょうか？

Answer 1

いい高校に入って、良い大学に入って、優秀な成績を修めて、良い会社に就職すれば、給料たくさんもらえて待遇が良くなる。というのはデザイン関係の職でも同じです。漫画家などの場合は個人商売自営業なので、サラリーマンでないので、学校などどこでもいいです。

Answer 2

イラストという分野自体が、学校で学ぶことにそれほど意味がないです。
そこについては、他の質問への回答で書きました。

この質問のBAが自分の回答です。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11249012041

イラストにおいて、唯一例外的に学校等で学んだ方が良いのは、基礎力に関する部分です。
いわゆるデッサン力とか、色彩構成とかです。
ここについては、独学ではなく、ちゃんと教えられる人から学んだ方が絶対に良いです。

それは、専門学校でも美大でもなく、美大用予備校で学びます。
難関の美芸大に入学する人は、高校時代から美大用予備校でしっかり基礎力をつけないと、合格できません。
なので、難関美芸大生は大学入学時点で、すでに相当な基礎力があります。

例えば多摩美の受験合格作品再現
http://www.kikuna-atelier.co.jp/exam/performance/reproduce/past.html

「イラストにデッサンは不要」と考える人もいますが、そんなことはないです。
特に、イラストで就職を考える場合は、デッサン力は必須となります。
イラストで就職する場合はゲーム会社が就職先になることがほとんどですが、採用された人のポートフォリオ（作品集）を見ればわかります。

コロプラの採用者ポートフォリオ
https://be-ars.colopl.co.jp/special/portfolio2020.html

ゲーム会社であっても、アニメ系のイラストが描けるだけではダメで、幅広い能力やデッサン力がある人を採用しているのがわかります。

ですので、イラストでプロになりたい場合は、まずは高校時代に美大用予備校でしっかりと基礎力を付けるのが良いでしょう。

そのうえで、できれば難関美芸大に進むと、高校時代に培った基礎力のうえに、レベルの高い環境で自分で応用を積んでいくことができると思います。
冒頭に書いたように、イラストでいえば別段学校で何か教えてもらえるということはないのですが、基礎力があるうえで、レベルが高い環境があれば、大学の四年間を有効に使って、自分なりに深く研究・鍛錬していくことができると思います。
また、就職面でも専門や普通大学に比べると、求人情報等で有利になると思います。

専門学校はお勧めできないのですが、その理由は、入試が非常に簡単なので、美大用予備校に通わなくても入学できてしまうことです。
つまり基礎力がなくても入学できてしまうのですが、基礎力がない状況で専門に入っても、たいしたことは学べません。
また、結局就職では高い基礎力を必要とされますし、ライバルとなる美芸大生も入学時点で高い基礎力を持ってます。

ですので、イラスト方面を目指す場合は、難関の実技試験がない学校は全部同じです。簡単に入学できる＝レベルが低いです。

専門学校ですと桑沢デザイン研究所がちゃんとした実技試験があるため、比較的レベルが高いです。

まだ中学生で受験対策も間に合いますので、できれば高校に入ったら美大予備校に通い、難関美芸大を目指すと良いと思います。
私立は学費が高いけれど、公立ならば専門とあまり変わりません。（その代わり、レベルが高い公立は京都愛知金沢にしかありません）
勉強も偏差値55～60くらい必要になってくるため、しっかり頑張る必要があります。

Answer 3

桑沢デザイン研究所なら
美術系専門進学の意味ありますよ。

桑沢のレベルは
「東京藝術大学の受験生が
滑り止めに受ける学校のひとつ」
と言えばおわかりでしょう。

Answer 4

東京、渋谷区の桑沢デザイン専門学校は、五味太郎（絵本作家）も出ていて お薦めですが、卒業生を調べて有望な所を目指すと良いでしょう。

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