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SAP等パッケージシステムの会計領域で日系企業にITコンサル(要件定義等)をする場合、簿記1級とUSCPAどちらが役立つでしょうか。私の理解としては、日系企業の会計業務を深く理解するという観点で簿記1級のほうが良いと考えております。 どちらかの資格を取得しようと考えており、簿記1級取得を考えていますが、 自分で気づいていない観点などあるかもしれないため、教えて頂けると嬉しいです。かなり勉強時間がかかると思うので、無駄にならない選択をしたいです。 ちなみに監査法人等に就職するつもりはなく、パッケージシステムベンダーの中で働き続けることを考えています。TOEICは920点です。
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USCPAでしょう。 簿記1級は、どこまで行っても「簿記」の世界です。 「会計業務」ではありません。 細かな「会計処理」等、知っているに越したことはないですが、それよりも「業務」としての会計を知るべきでしょう。 例えば、会計業務のBPRは、効率性と同じくらい「統制」の考え方が重要です。 これは簿記では殆ど学べません。 こないだも私が出入りしているクライアントのあるプロジェクトで、外部のコンサルタントが請求払いの処理を効率化するために出金担当の一部を財務部から経理部に移すというバカなディスカッションをしていました。 統制のキホンも知らずにロジカルシンキング一本槍だとこういうことになります。 結局、経理部長が顛末を聞いて全てひっくり返していましたが。 そりゃそうでしょうね。 SAPを入れるほどの企業であれば、内部統制プロセスが十分に整備され、かつ外部監査を受ける前提で業務が設計されているはずなので、その辺りの知識がないと十分な要件定義はできないでしょう。 「決算で使うエクセルのワークシートの使い勝手をよくします!」みたいな話であれば、簿記1級の方が役に立つとは思いますけどね。
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