面接時に、最近読んだ本という項目があるのですが、この場合、学部関連の物は当然ですが、評論形式と物語形式の本、どちらを選ぶ…

Question

面接時に、最近読んだ本という項目があるのですが、この場合、学部関連の物は当然ですが、評論形式と物語形式の本、どちらを選ぶべきでしょうか？また、物語形式の場合暗い本を選ぶのは間違いでしょうか？

経験のある方、教えてくれたら幸いです。

Answer 1

それは私も面接等でお伺いする事があります。但し、よほど興味を持った人限定ですけどね。

その目的は、その人の人となりをもっと深く知りたいからです。例えば夏目漱石派か森鴎外派かとか、同じ話のどこにどう共感する人か、とか。

それを入職後のチーム分けの時の参考にする為です。

だから、別に正解を面接官側で持ってて、それを言い当てると言うゲームをする訳では有りません。

ですから、本当に貴方が「いいな」と思った事を答えればいいんですよ。

但し、それが基本だとしても、売り込みの場での話では有りますよね？だからそれに貢献する答えが良いのは自明の理です。その意味では恋愛などの感動ものとか、科学書などの分析もの辺りが無難だと思いますよ。例えば良く出てくる物に「話を聞かない男、地図を読めない女」と言う、男女の左右脳の構造の違いを分析した本が有ります。分野としては学術書になりますが、読みやすい本です。

これにより人とどう接するのがいいかを学んだという事を、具体例を2つ3つ上げて解説すれば、とても心象はいいと思いますよ。

良く出てくる本は面接官が知ってる可能性が高く、理解と共感を得やすい反面、他者との競合も激しいと言う難点もあります。その辺りも考慮に入れて選択なさるのがいいと思いますよ。

ちなみに太宰はやめとけって言う話がある事と、面接担当としてもそれが無難だろうな、って思うことはお伝えしておきますね。