解決済み
それはどこかに書かれていましたか? 言葉の説明からしますね。 まず「動力ポンプ」と言うのがあります。これは、ポンプをエンジンを使って回すものと考えてもらえばいいと思います。 次に「動力消防ポンプ」です。これは、ポンプにエンジンをつけたものですが、消防法の規格(動力消防ポンプの規格を定める省令)に適合するように作ったものです。 なので、狭義には「数人の人で担いで運べる大きさのもの」で、大抵はガソリンエンジンをつけてあります。 エンジン出力が小さいことや可搬重量でなければならないため、ポンプ能力は低いです。 動力消防ポンプのなかで、自動車に取り付けたものを「消防ポンプ自動車」と言います。略して「ポンプ車」です。 これは、消防車にポンプを組み付け、エンジンの動力を使ってポンプを回します。 大きなポンプを組み付けできますから、能力も高くなりますし、燃料も車のタンクに入れますから、長時間の運用ができます。 消防ポンプ自動車に、いろんな機能を付加できます。 化学泡消火剤を積んで、泡放射などができるクルマが「化学消防ポンプ自動車」略して「化学車」です。 消防団などが使う車には「消防ポンプ自動車」でない車もあります。 軽トラなどの荷台に動力消防ポンプを積載したものは、自動車の動力をポンプに使うのではなく、エンジン付きのポンプを積んでいるので「動力消防ポンプ付(軽)積載車」と言います。略して「軽積」や「付積」などと言います。 じゃあ「動力ポンプ自動車ってなに?」となると、法令上の名前ではありません。 消防法やその細部を定めた政令や省令には、そんな言葉は出ないんです。 ですから、誰かが分かりやすいように使った名称かも知れませんね。
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