解決済み
イラストレーターのイラスト価格変更におけるトラブルの悩みです。【クライアントAとのプロジェクト】 2019年にクライアントAにお声掛けを頂きました。 その頃私は駆け出しのフリーイラストレーターだったので、安い単価(1枚5千円前後)でお仕事を受けました。 内容は「来春発売予定のアプリのイラスト(複数枚)」ということでした。 2020年秋頃に対面で打ち合わせがあり、改めてどのくらいプロジェクトが続くのか聞いたのですが「まだまだあります」と言われました。なので、ゴールはいつになるのか明確な答えを頂いてません。。 【実際の作業】 ・修正は毎回1から2回。 ・こちらからアイデアの提案も求められることがあります。 ・毎回一枚ごとに細かく見積もりをして、見積書をつくりました。月末には請求書と領収書を発行。(事務的な作業が多すぎるので、せめて毎回の見積書の発行についてどうにかならないか相談するもダメでした。。) ・テクニカルなイラストなので私の代わりになる人はなかなかいません。 【値段交渉】 ・見積もりを出してから値下げ交渉をされることが複数回あり、それに対して反論したり、なぜ値下げができないか等を伝えるための資料作りも何回か行ってきました。 ・「最低単価でやってます」と伝えても値下げ交渉をされることが複数回あり、それに対して説明する労力が大きすぎるので、なくなく値下げに応えることも何度もありました。 ・値段が低くきついという旨は何度か説明してきました。 【甘い蜜のはなし】 イラストは一次使用だったので、販売後はアプリ外でも色々な使われ方がするかもしれないとの事で、 アプリの売上に応じて毎月私に金額(1万円〜)が入るということを言っていただきました。 未熟だった私はこの甘い蜜の言葉を励みに頑張ってきましたが、契約もなにもしてないのでこれが果たして本当かも分かりませんし、いつまで販売が続くのか、どのくらい売れるかも分かりません…。 仮に毎月1万円が入ったとしても、今までの労力を考えると見合わない気がします。。 【悩み本題】 現在(2021年7月)まで単価5千円前後のまま進みました。 毎月2枚〜10枚くらい描いて、今までに150枚位納品しました。 そして今年2月から6月中頃まで、パタンとクライアントAからの連絡が何もありませんでした。 その間私は、他の案件で同じようなテイストのイラストを一次使用で1枚1万円〜5万円でお取引をしていました。その他にも生活をするために複数お仕事をしていて多忙になりました。 最近またクライアントAのお仕事が突然再開したのですが、このクライアントAのお仕事は私にとって大きな負担となってしまっていました。そこで 他の案件では〇〇円くらいで取引しているから発注は最低1万円からにして下さいという旨と、単価を今までの2倍〜3倍から受注を受けますという旨をクライアントAに伝えました。 そうしたところ非常にガッカリされ、もっと早く言ってほしかったと言われてしまいました。。 私としては金額が安いことは何度も何度も伝えてきましたし、契約も何もしてないのに私に責任はあるのでしょうか… ずっとこのことを考えてしまって、何も手につかず、苦しく、ここで相談をしました。 これからこのクライアントに何と返せばいいのか、これから私はこのクライアントに対してどう接すればいいのかご教授頂けないでしょうか。 散らかった文章ですいません。よろしくおねがいします。
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質問者様に何も落ち度はないと思います。 しいて言えば、契約をしないまま納品などをしていたことは、落ち度というか危険なことだと思いますので、今後は注意した方がいいと思います。 (ただし、契約自体はメール等でも成り立ちますので、いざとなったらメール等を証拠として訴訟を起こすなどはできます) そのクライアントAとは縁を切る方向で考えてよいでしょう。 >非常にガッカリされ、もっと早く言ってほしかった もっと早くって、連絡もなく仕事中断した方が言えるこっちゃないですよ。 それに以前から安すぎる旨ちゃんと伝えてたのに、それをなぁなぁでやってきたのは向こうですから。 こういうクライアントは基本的に、イラストレーターをナメてます。 安い価格でこき使えるもんだと思ってるので、安すぎると言っても聞きやしないし、質問者様みたいにはっきりと値上げを要求すると「(俺の言うとおりに安くこきつかえないなんて)がっかりした」と言うわけです。 がっかりさせていいんですよ、そんなクライアントは。 そういうクライアントにとっての「良いイラストレーター」は「言い値で好き勝手こき使える奴隷」ですから。 そんな人にとって「(都合の)良いイラストレーター」にならなくていいんです。 縁きりの方向で動いていいと思いますが、とりあえずは値上げ交渉の結果を待ちましょう。 相手が乗ってこないといいですね。 乗ってきてしまったら、今回はその新しい価格で仕事をしていいと思いますが、次回からはもう「多忙のため」で断りましょう。 あと、納品する前に、契約というか、支払い条件とかいろいろちゃんと確認しておきましょう。 クライアントの資本金にもよりますが、下請法が適用されるケースもあるので、下請法も勉強しておいてください。 フリーランスで活動を続けるなら、大切な知識なので。
なるほど:1
クライアントAとはすっぱりと縁を切るのが最も良い方法です。 Aからの依頼がなければ生活できない!というひっ迫した状況なら考えるべきですが、どうやらそうでもないようなので、縁を切ってください。 Aに割く時間と労力を、他の報酬の良いクライアントとの仕事に回した方が断然良いです。Aはおそらく、あなたを「安く使いつぶせるイラストレーター」としか思っていません。そうでなければもう少し真摯に対応してくれます。 縁を切れ、とは言いましたが、やりようによってはAの報酬を引き上げてクライアントとしてとどめ置くこともできるかもしれません。フリーランスにとって、依頼主(お金)の引き出しは多いに越したことはないです。 (でも、Aとはさすがに縁切り推奨です) というわけで、個人的なフローチャートを書いておきます。 よろしければ今後の参考にしてください。 (いかなる責任も負いません。知恵袋ってそういうところなので…) ①値引きには応じない。ガッカリされても心を鬼にして無理ですと言う。1000円程度の値引きであっても、少しでも譲歩する姿勢を見せたらつけこまれます。あなたにはその前科がありますから、Aに安心感を与えてしまいます。 この価格でないなら依頼を断る!と強気の姿勢を見せたら、①引き下がる ②値引きせずに依頼する のどちらかになります。 ②次に、契約書を作って相手方と交わしてください。これは絶対です。Aに関わらず、すべてのクライアントと行ってください。 本当は弁護士に頼んで、監修アリのしっかりとした契約書のひな形を作って交わすのがベストですが、フリーだと収入もあまりないかと思います。 でも、これは必要経費だと割り切って、監修をお願いしてください。特にイラスト系は著作権が絡んでくるので、絶対に必要です。素人が個人で作れるモノではありません。(できる人もたまに見かけますけどね) フリーのイラストレーターさんの契約に関するトラブルは本当に多いです!そしてそれがクライアント側の勝利で埋もれてしまうことが本当に本当に多いです! あとはこの契約書を使っていろんな依頼主と契約を交わしていけばOKです。 マジで、契約書は紙ならぬ神なので、舐めてはいけません。イラスト業で食っていくなら他の何を捨てても、契約書だけはしっかり作ってください。法は偉大なりです。問題が起きた時にはじめて重要さに気づきます。失ってはじめて気づく大切なモノ、あれと同じです。 どういったことを契約書に盛り込むかは、あなたの経験や、インターネットに上がっている契約書のひな形、弁護士の専門的意見などをもとに考えると良いと思います。 例えば、見積にOKしたのちの価格変更はいかなる理由でも認めない、こちらのやり取りに対して〇営業日以内に回答すること、などです。 ③A社と縁を切ることになったら 今まで受けた依頼で描いたイラストの著作権が問題になります。契約書を交わしていなかったとのことなので、縁切りをする前に、自分のイラストの著作権について尋ねてみるのも手です。全部Aにあります、と言われるでしょうけど、著作権法上はあなたに残る権利もあるので、話がこじれるようなら弁護士を介するか、勉強だったと割り切ってあなた側からA社に対して著作権の主張・行使を一切しないのもいいかもしれません。 (自分の経歴に書くのくらいはOKしてもらいたいところですが、対外的な経歴に含めるのはNGな事例もよく聞くので、やはり一度話し合ってみるべきだと思います。内容も、手間も、非常に難しいでしょうけど…) 長くなってすみません。 で、A社に「最低1万から」と言ってガッカリされたんですけどどうしたらよいのか、という点についてですが、A社の出方次第です。 Aがあなたにとって重要で、かつ「じゃあ1万で」と応じてくれたら、今までとは付き合い方を変える必要はありますが、今後ともAとやっていけるように模索していけばいいんじゃないでしょうか。 あなたに責任はあるのかと言われると、きつい言い方ですが、きちんと契約書を交わしていなかった点で責任はあります。けれど、それは仕方のないことです。専門や美大では絵の描き方はならっても契約の仕方は習いません。 だからあまり気を落とさずに、これからしっかりとしていけばいいんです。 150枚もイラストを描くなんて、私からすればとんでもなくすごいことです。私なんて、途中で気に入らなくて消しちゃって、結局1枚も完成しません笑 とりあえず ・Aと縁を切れないか ・『契約書』を作る この2つを考えてみてください。 最悪、Aと縁を切れなくても契約書だけは何とかしてください。サブカルに強い弁護士さんもいます。Twitterでそれなりに有名です笑 契約紛争でカモになれて擦れていくフリーのイラストレーターさんの話を聞くたびに、本当に心が苦しくなるので… 良い結果に転がることを願っています。
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