2級建築士は基本が判っているのかどうか?が 問われますので、あまり応用はありません。 1級建築士は、2級建築士や同等レベルしか受験資格がありませんので ”2級建築士程度の能力はある”前提で問題が作成されますので 応用の難易度が違います。 2級はある程度判っていれば、答えが出る。 1級は物事を”理解した”上で応用が出来ないと答えが出ない。 製図では、 2級は完成して、”プランニングで馬鹿なことをせず”、図面になっていれば合格。 1級は完成して、”プランニングで成功して”、図面になっていれば合格。 ここでも、プランだけでなく、図面の完成度のレベルもかなり違います。 すごく判りやすく書くと・・・受験科目が同じでも 高校受験と大学受験の違いでどうでしょう?!
建築学の基礎知識を持っているかどうかで建築士資格がもらえるわけではありません その資格を持っていることにより可能となる業務を遂行する能力があるかどうか、を試験しているのです 1級でしか扱うことができない業務の方が、2級でも扱うことができる業務よりも、実際に、難しい たとえば超高層のビルになれば、木造2階建とは比較にならないくらいに、建物自身の荷重や地震力や風圧力に対する構造的な検討が必要だったり、はしご車が届かない階の人たちをどうやって安全に地上まで避難させるか、その間火事に対してどうやってもちこたえるか等、設計条件はめちゃくちゃ厳しくなり、それをすべてクリアしなければなりません そういった難しい業務を遂行できる能力があるかどうか? ですから、1級試験は基礎は当然わかっているものとして、それ以上の理解力や応用力を問われます。 ゆえに基礎さえわかればなんとかなる2級よりも難しいのだと思います。
2級建築士と1級建築士が行える職務の違いから試験内容が変わるわけです。 職務内容についてはWikipedeiaで参照可能です。 2級建築士では行えない職務についての知識まで試験に盛り込む必要性が無いという事なんです。 2級建築士が高層マンションを設計できますか? 2級建築士がアリーナや大規模商業施設を設計できますか? わざわざ設計しない事の質問を盛り込んで難易度を高くする意味がないのです。 そのために難易度が変わってきます。
まず学科ですが 範囲は同じでもその内容について 二級は浅く、一級はさらに深く掘り下げた感じです 製図について 二級は描きあげたなら、みんな合格にしてあげよう 一級はどうやってこの図面を不合格にしようか みたいな感じです
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