大学受験の対策をしっかりと行って共通テストや個別試験に臨む。 公務員試験対策をしっかりと行って受験する。 この二つを両立できる人は殆ど存在しません。 もともと大学受験偏差値の高い人が公務員試験対策をあまり行わなくても合格するパターンはあります。 しかし、そうした事例が大量に集まれば別ですが、数件の事例をもって難易度の比較ができるものでもありません。 ただ、私の周囲の生徒たちの実績や、ある公務員専門学校からの筆記試験の合格実績から考えると、事務系公務員の初級(高卒程度)は、河合塾の大学受験偏差値(5教科7科目)で50前後から筆記合格の可能性があると思います(3~5か月程度の対策は必要)。 一方で、千葉大学教育学部は共通テストで60~75%、河合塾偏差値で50~57.5とされていますから、筆記試験はこちらが難しいと考えます。 しかし、面接を含めた最終合格を考えますと、話は少し変わると思います。 千葉大学教育学部は面接や専門適正試験がある点は厄介ですが、合格に占める配点は13.8~20.7%程度(中学技術科コースのみ34.5%)です。 一方で千葉県の市町村立学校事務初級はリセット方式(最終合格に筆記の成績が反映されない方式)を採用していますので、最終合格に占める面接の配点は80%で、その面接で筆記合格者の半数が不合格となります。 こう考えますと、最終的な合格の難易度は千葉県の市町村立学校事務初級の方が高い(厄介?)と言えると思います。 なお、倍率は千葉大学教育学部は平均すると2.1倍(コースにより1.3~5.2倍)ですが、千葉県の市町村立学校事務初級は3.7倍ですので、その点でも「全般的に見れば県の学校事務が難しい」と言えるように感じます。 ちなみに、大学に進んだ先の「教師になる」ところまで考えれば、そちらのほうが難しいのは言うまでもありません。 そう考えますと、いずれの道も大変であることは変わりませんから、質問者さんの夢に合致する方向に進むべきだと思います。 その点で、学校事務が質問者さんのイメージする「教育に携わる職種」と言えるのかは、しっかりとリサーチするべきだと思います。 いずれに進むにしても、頑張って希望する道を拓いていってください。
>高校生です。将来教育に携わるような職種に就きたいです。 教諭と学校事務の二つの道を書いておられますが、この二つ、全く別物です。教諭は子どもたちに直接指導する立場に立ちますが、学校事務には指導する免許も権限もありません。どちらの道を選ぶのか、もう一度考えてみましょう。 ちなみに試験の難易度で言えば、 教諭 → 大学進学+教職課程履修+教員採用試験 学校事務 → 高卒程度採用試験のみ(高3で受験可) なので、教諭の方が難しいです(出身大学は教員採用試験に関係ありません)。
学校事務は難易度というより、採用基準が明確でないのが厳しいです。 筆記試験に通るのは千葉大学の方が難しいですが、そのあとに採用されるには、見えない基準と格闘して採用を勝ち取る必要があります。 千葉大学合格は、明確に決められた試験範囲からしか出題されない筆記試験で決まります。 よって、確実な合格を考えるなら、千葉大の方が楽です。 ちなみに、当たり前ですが千葉大合格は就職ではないので、その後の採用試験に通ることが最も難易度が高いです。
一般的に千葉大学教育学部に入る方が難しいと思いますよ。
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