解決済み
ISO9001 ISO14001 について教えてください。来週、工事現場においてISOの現場検査があります。 一通り書類も現場整備も終わっておりますが、審査員から質問された際の回答を考えているところです。 昨年、ISO9001品質管理の審査について、 「この現場が始まる前に品質の向上をめざしてどのようなことをしましたか?」 と質問され、 「工事材料選定の際に、工場やプラントに行って価格・品質・見た目を総合的に評価して選定しています。例えば、再生砕石は不純物が含まれておらず粒度が良く尚且つ価格に妥当性があるものを使用します」 みたいなことを答えました。(これで良いのかもわかりません) 皆さんなら、なんと答えますか? 教えてください。
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審査員です。 ISOの仕組みでは、「リスク及び機会」や、「内部外部の課題」の洗い出しと、それに対する会社の取り組みが、目標に展開されるのが基本となるはずです。 審査員から「品質の向上を目指して…」という質問が来たということは、上記の現状分析でも、会社の課題として品質について問題視されているのでしょう。 RC等を取り扱うので建設業の方とお見受けしますが、そもそもISO9001は品質精度の向上という見方もゼロではありませんが、それよりも「顧客満足」が重要と考えます。公共工事であれば、工事成績を目標とするのも、顧客満足のバロメーターとしているからです。 その上で、この質問をする審査員は、建設業をわかっていませんね。。。 施工管理にPDCAが生かされていますか? 履行報告書で工事の進捗を出来高の数値化しただけに留まっていませんか?大切なのは、「なぜ遅れているのか?その遅れをどうやって取り戻すのか?」を、工事発注者とコミュニケーションで共有することです。これがPDCAの「A」。 毎月の教育訓練に参加した職人さんにサインをもらっただけで実施報告とするに留まっていませんか?大切なのは、参加した職人さんが理解できたか確認した記録が残されているか?教育内容と現場の状態に乖離がないか、災害防止協議会の議事録等で対話をした記録が残されているか?これが現場代理人のマネジメントです。これがPDCAの「C」。 創意工夫の報告書で、「〇〇をしました」という報告に留まっていませんか?大切なのは、効果、結果を報告することです。強度が増した?静かに出来た?地元が喜んだ?これもPDCAの「C」。 こうやって見ると、工事書類のほとんどでPDCAのどれかが欠落しているんです。 こういう書類を見直して、工事発注者にアピールしてうならせることが顧客満足であり、品質向上につながることだと考えています。 経審のためだけのISOとしていることが異常事態で、なぜクレームにならないか不思議です。本来は、工事成績の向上につながらなければ、ISOの仕組みが会社にマッチしていないです。 RCプラントでの対応を回答とするのも間違ってはいませんが、会社が目指す顧客満足=品質向上とした観点でお話されたほうが、ISOが役に立つと思います。 会社の課題を正確にとらえて、そこにフォーカスする審査員でなければ、来年からチェンジしてもらった方が良いですよ。
そこで異論や指摘事項とされなかったのであれば、問題ないでしょう。 恐らく会社で設定した目的・目標について、あなたの役割を聞くために 聞いたものと思います。 審査登録機関がどこかは判りませんが、JQAでなければ 余程とんちんかんな事を言わなければ、比較的楽に進みますよ。
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ISOはシステム監査ですので、会社にルールがちゃんとあるか、というところを見られます。 実際にやった事を聞かれるというのは、そのルールが実施されているかの確認をするためのものです。 なので「○○というルールに則って△△を実施しました。記録はこちらです。」 という回答がテンプレになりますね。 あとはルールの中でどのような項目を検討することになっているのか、各項目に対して検討した記録が残っているか、検討の記録が仕様書のインプットになっているか、というところを確認します。
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