国家公務員一般職で本省に採用されるか地方局に採用されるかで将来の勤務地、昇進の道は決まってしまうのですか？

Question

国家公務員一般職で本省に採用されるか地方局に採用されるかで将来の勤務地、昇進の道は決まってしまうのですか？例えば国土交通省採用でも地方運輸局採用でも国土交通省職員のわけですけど、本省に採用された人でも地方局に異動になったり、逆に地方局採用の人でも本省に異動になったりすると思います。
つまり、採用は本省、地方局と別れているけど定期異動はどこ採用かは関係なく本省・地方局を異動するのか、それとも本省採用の人は原則本省異動で、地方局は一時在籍する、地方局の人は原則管内異動で一時本省勤務をすることもあるという感じなのでしょうか？

本省採用だけど原則地方局勤務をしたい、地方局採用だけど原則、本省勤務をしたいということはできるのでしょうか？

Answer 1

省庁によって事情は異なるでしょうけど、本省採用と地方採用とで採用後のキャリアパスが異なるというのは、ごく自然なことです。
級別のポストの数に差があるからです。

ご質問には転勤に関してだけ書かれていますが、キャリアパス全体では転勤も含めた過程を経て昇任していくという点が抜けているのではないでしょうか。
一般職で本省採用なら最終的に行（一）７～８級（以上）ぐらいのポストもあり、それを踏まえたペースで昇任することもあるでしょう。
一方で、地方でそのランクのポストは少なく、多くの人が行（一）４～５級ぐらいで定年になると思います。

Answer 2

地方局採用された人の異動先は、原則その地方局の管内です。ただ、本省への派遣はなくはないです。
本府省採用者の勤務地は主に霞が関です。一時的に地方局に派遣されることはあります。

Answer 3

別に地方局勤務でも
本省勤務を希望することは出来ますよ。
通常は2年間です。
基本はキャリアのパシリ雑用が主な業務なので
体育会系で
「どれだけ激務を課されても
ひたすら馬車馬のように働き
従順に文句も言わずサービス残業します！」
という奴隷精神を持ち絶対に
業務上のミスをしないであろう人間であれば
行ける可能性はあります。