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翻訳家について

翻訳家についてフリーランスとして働く場合翻訳学校に行って翻訳技術を身につけた、もしくは企業で数年間実務経験を積んだと言うだけではフリーランスとして生活していくのは難しいことなのでしょくか。

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回答(4件)

  • ベストアンサー

    フィリピン在住で、現在は米系企業で通訳・翻訳を担当しておりますが、以前2年ほどフリーランスだった時期があります。 その当時は、エージェントを通じて仕事の依頼がありあらゆる分野の翻訳を手掛けていました。お役所関係の文書、研究論文、レストランのメニュー、さらに日本のTV番組に英語字幕を付けたり、時には吹き替え版のシナリオの制作もありました。 フリーランスで一番重要なのは「いかに安定的に仕事を得るか」です。 個人で営業までやる人もいますし、私のようにエージェントとつながって仕事を回してもらう人もいます。そして1つのクライアントから仕事が来たら、同じクライアントが「またこの人に依頼しよう」と思ってもらえるだけのクオリティのある仕事をすることです。 一時期は仕事がかさみすぎで整理したり他の人に回したりしました。映像翻訳が非常に忙しくなり、他の文書翻訳まで手が回らなくなったためです。始めたばかりのころは週1本とかだったのが、徐々に依頼本数が増えて、ピーク時は1日2作品とかになったため、2カ月も自室から出ていない生活(バス・トイレも自室にあった)となり、まさに殺人的な忙しさでした。でもフィリピンにいながら様々なジャンルの日本のTV番組を見ることができるのが楽しく、苦にはなりませんでした。NHKの大河ドラマ、プロレス中継、経済評論番組、ビジュアル系バンド紹介番組、時代劇、アニメ、ウルトラマン、ミステリー、料理関係、旅行関係、歌謡番組、医療系番組など自分では選べませんが、とにかくあらゆるジャンルの番組が飛び込んできました。残念ながら代理店に何かがあったようで、突然、私に中国語の翻訳が飛び込んで来たり、忽然と仕事の割り振りを忘れられてしまったり(担当女性が変更になった直後から)という事態が発生するようになり、それでは継続的安定収入が困難と判断して見切りをつけ、企業に就職することにしました。 私には営業手腕はないので、自分で新規クライアントを見つけてくることはできず、もっぱら代理店だのみでしたから代理店が傾いてしまうとどうにもなりません。フリーの人間が仕事をめぐってオークション的に希望料金を設定し、クライアントが応募者から安い料金で引き受ける翻訳家を選べるサイトもありますが、利益があまりに小さすぎてだめでした。 フリーになる前は日英担当のコールセンターにいましたので、そういうBPOの仕事を見つけるはフィリピンでは容易です。それでまた企業に就職しました。 フリーランスは腕一本の世界です。極端なことを言えば学歴も資格も関係ありません。入ってきた仕事でクライアントを満足させ、継続的な仕事を得られるかどうかにかかっています。そして多少の運も関係していると思いました。過去にどんな実績があるとかほとんど関係ありません。要するにその人個人の翻訳技術の高さのみで判断されます。ですからそういう高水準の翻訳技術を得るために学校に通ってそれができるならそうすればいいですし、そうでなくてもクライアントや代理店を満足さえれば継続的な仕事の依頼があります。 映像翻訳を始めたときは、最初にサンプル番組の翻訳があって20名ちょっとのプロ翻訳家と競い合い、勝ち抜く必要がありました。最終的に私を含む2名が採用となりました。でもいつでもそういうクライアントを紹介してもらえるとは限らずエージェントの営業手腕に依存するところがあります。 ですからフリーの翻訳で食べていくには ・個人の翻訳技術 ・よいエージェントに巡り合うこと の2つが必要になります。個人で営業できればいいのですが、それは私にはやり方もわかりませんでした。 企業専属になると月給制になりますから、楽は楽です。今は通訳・翻訳ともに担当しますが、会議がなければ仕事がなくても収入が変わることもありません。それにフリーの時代みたいな殺人的忙しさもなく、毎日定刻であがれます。コールセンターなら募集は常にありますが、通訳・翻訳の募集をうまいタイミングで見つけるのは運次第ですね。ないときは全然ありませんから。

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  • フリーランスの場合、職務上のスキルと別に 営業スキル、人付き合いとか、仕事を取ってくるスキルが 必要なので、職務上のスキルと合わせて 変数が二つに成りますね

  • 業界紙などをちらっとみた素人感想です。 AIが進化した現在、翻訳業界が今後需要拡大するというようなことは期待できないようにも思いますし、プロ野球、芸能、囲碁将棋などの世界と同じで、その仕事だけでコンスタントに悠々自適に生活できる人はほんのわずかと思います。野球でいえば三軍、松竹梅でいえば梅クラスのため二足の草鞋の人は結構いるんではと思ったりもします。 出前でないですが、早い(仕上がりが速い/納期厳守してくれる)、旨い(成果物にミスがなく要求通り)、安い(翻訳料が手頃)でないと顧客はつきにくいと思います。 自身の要望通りの翻訳料を請求できるプロは少ないのではと思えます。 仕事がなかなか来ないときも腐らず英語や専門の勉強したから今があるというような体験記を読んだこともあります。 Chance favors the prepared mind. 業界紙 https://journal.jtf.jp/backnumber/ https://webjournal.jtf.jp/ 指南雑誌例 https://www.amazon.co.jp/%E9%80%9A%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%83%BB%E7%BF%BB%E8%A8%B3%E8%80%85%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%9C%AC-2022-%E3%82%A4%E3%82%AB%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF/dp/480220955X

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  • 別に企業で数年間実務経験を積んだと言うだけでなくても構いませんが、受注した翻訳ができなければ仕事として成立しません。仕事は自分のレベルで選ぶものではないです。 翻訳だけでなく、出版社などから仕事を受注したり、広告を出さないと仕事が来ない。1人で営業して1人で翻訳です。

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