将来、薬剤師としてではなく「製薬企業で研究職」とはっきりした目標があるのなら、製薬企業での研究や開発者の育成に特化した創薬科を卒業し、大学院に進学し修士をとる方が、可能性が高いです。特に、この方面の教育に長い歴史と伝統がある国立の富山大学の方が、ブランドとしてもより優れています。迷わず、富山大学創薬科を目指してください。 ちなみに、私自身も薬学部を卒業し、薬剤師免許も取りましたが、大学在学中に研究に興味が出て、大学院を目指すことにしました。ただ、あまり家が裕福でなかったため、さらに教育費がかかる日本ではなく、給付型で金額の高い奨学金の出る可能性が高いアメリカの大学院を目指しました。幸運にも、難関大学院の一つから奨学金を得て留学でき、バイオサイエンス領域の博士号が取得できました。そして、研究職が豊富なアメリカで研究者になりました。 ただ、研究をしていて、どこか腑に落ちないというか、自分の天職でないことを悟り、幼少からの夢であった医師になることを実現させる決意をしました。研究の傍ら寝る時間も惜しんで、猛勉強した結果、アメリカのメディカルスクールに入学でき、そこで医師になりました。今では、非常に満足感のある充実した時間が過ごせています。 将来的に潰しが効く、あるいは安定性を見込んで一応は薬剤師の免許を取っておいた方が良いという意見もありますが、自分が腑に落ちない職業に就くよりは、自分の納得いく職に就いて最大の努力をした方が、結局は自分は幸せで良い結果が残せると思います。
岐阜薬科大学に進んで薬剤師免許をとって薬学部研究科博士後期に行って博士号取ったら出来ます。つまり6+3=9年になります。 薬剤師免許が無いのはヤバい。保険だと思って。
製薬企業の研究職は少ない募集に多くのかたが応募されるので採用されるのは至難の業で、旧帝大の大学院卒の方でも簡単ではない、ということがあります。 もちろん、個人の実力の要素はあるので、旧帝大以外の大学院から合格を得ている人もおります。 ただ、これを前提として、先の回答者さんはお答えされていらっしゃると感じました。 ご自身の実力に自信があり、この先の競争も絶対勝ち抜けるという鉄の意思がおありなら富山大学の方が近道でしょう。 そうでなく、そういう可能性も残しておきたいなあ、という要素があるなら6年制薬学部を卒業して薬剤師資格を取り、その上で大学院へ進学してその後研究職就職を目指されると良いと思います。(薬剤師の場合は日本中で仕事には困りませんので、新卒カードといったタイミングと運に左右される要素を気にする必要がなくなります)
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