簿記2級合格者です。商業簿記は会計基準が山のようにあり、ルールによってがんじがらめに細かく計算手順が決められてます。商業簿記の目標は企業外部の人にみせる財務諸表に直接求めた数字が載るからです。ゆえに商業簿記の教科書の例題とほぼ同じような問題が問題集に乗ってます。 ところが工業簿記の目標は企業内部の人がいかにムダなコストをかけずに製品を作るか、かかったコストをいかに正確に把握するかということが目標なので、財務諸表には直接そこで求めた数字は載りません。ゆえに工業簿記は原価計算基準くらいしかルールがないんです。ゆえに工業簿記の教科書の例題はあくまで代表的な解き方にすぎず、問題集ではかなり例題からはなれた奇問が普通に出てきます。 工業簿記で挫折する人が実に多いですが、工業簿記の問題集を解くときは 最初は全問不正解でも大丈夫です。 2度、3度 と 繰り返し解いて 工業簿記をモノにしてください。 くれぐれも複数の問題集に手を出すことはしないでくださいね。
なるほど:2
< 質問に関する求人 >
簿記(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る