解決済み
高校生です。獣医師になりたいのですが、調べてみると私の住んでいる県にある大学の獣医学科は「動物の命を救うこと」よりも「畜産業の医療面からのサポート」に重きを置いて授業が行われているいるような気がします。確かに畜産業に力を入れている県ではあるので、ひとつの大学の特色ではあるのかなと思いわしますが、これだと家畜専門の獣医師を育成しているような気がしてなりません。 もっと、さまざまな動物の治療に携われるような獣医師を目指す自分にとって、この大学でも大丈夫だと思いますか?それとも他の大学を選ぶべきですか? 正直自分としてはあわないような気がします。もし、こんな自分におすすめの大学とかもありましたら教えてください。
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はじめまして、獣医学科在学中の者です。 畜産業に力を入れているということは北海道等の地方でしょうかね…? 獣医学科はどの大学でもコアカリキュラムに準拠しているのであまり授業内容に変わりはありません。しかし研究室や実習等は 地方だと牛馬の大動物、都市部だと犬猫の小動物に少し偏っている傾向があります。 獣医師の進路として大きく分けると 小動物臨床の開業・農業系の企業に就職(大動物)・薬剤系に就職・公務員 が挙げられます。一度各大学の卒業生の進路を調べてみてはいかがでしょうか?やはり地方は大動物に関わる仕事、都市部は小動物臨床が比較的多いとは思いますが、どの大学でも多種多様な仕事に分岐していることがわかると思います。 いくら地方の大学でも家畜専門の獣医師だけを育てている訳ではありません。家畜に関わる進路を選びやすい、ということです。 個人的にはその大学でも大丈夫だと感じます。ですがまだ情報不足なので、オープンキャンパスや資料など様々な方法で調べてから決定した方が良いと思います。 少しでも参考になれば幸いです。
うーん、色々と勘違いをされているようなのでどこから説明したら良いのか... 一つ言えるのは、どの大学でも獣医学教育は画一化されています。 獣医学科というのは極論、国家試験に合格し獣医師になるための資格養成コースでしかないからです。 卒業後に学ぶことがほぼ全てです。大学によって多少の特色はありますが、本当に”多少”です。どの大学に行くかなど、将来にはほぼ関係しないと断言できます。獣医学科に合格するだけの学力を身に付けてください、それだけです。 (追記) これは入学後、しっかり考えを改めていただければ良いことですが、畜産業を守ることが獣医師に課された最も重要な使命です。興味がないからといって、畜産に関わる科目を疎かにする獣医学生には決してなってはいけません。 数年前から日本で豚熱(旧豚コレラ)が流行し、多くの地域で豚が殺処分されているのはご存知かと思います。この殺処分への協力要請は、県によっては小動物臨床の獣医師にまで及んでいます。普段犬猫を診ているとか、もはや動物の診療に携わっていないとか、そのようなことは関係なく、家畜伝染病の発生時には免許を持つもの全てが総動員されます。犬猫の獣医師にも、普段から豚のワクチン接種に携わってもらえるような法改正の整備も検討されています。 豚や牛を扱えない、殺処分なんてできない、そんな役立たずな獣医師は不要なのです。このことは入学後で構わないので肝に銘じてください。
なるほど:3
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