元採用担当のおぢさんです。 仰っていることは、経歴詐称(自分の経歴で嘘を付く、または書類に書くこと)が得なのではないかということですよね。じつは、犯罪歴でも短期離職歴(短い期間で会社を辞めている)でも同じことで、バレなければ相手に伝えないほうが得なのは言うまでもありません。 ただ、自己申告しなくても、入社後にバレることがあります。それは、その事実を知る人が会社に関わる(お客様になったり、あとから入社してきたり、業者として出入りする等)ケースもありますし、話をしている途中で自分自身がついうっかり矛盾することを喋ってしまうこともあります。 他にも入社前に興信所まがいのところ使って調べる会社もありますし、内定後にリファレンスチェックと言って前職で関わっていた人への聞き取り調査をする会社もあります。勝手に調べるのは違法ですが、本人に承諾を取れば問題ありません。「あなたについて調べてよければ、この書類に署名押印してください」と言われても、書類に嘘を書いていない人なら拒む理由がないのです。こうなるとお手上げだと思います。 また、経歴詐称がバレた場合には、会社はその人をクビにできます。つまり、嘘をついて入社した人は退職するその日まで生殺与奪権を経営者に渡していることとなり、そのプレッシャーから途中で白状する人もいるくらいです。入社までが嘘でなんとかなったとしても、そのあと働き続けることを考えるととても得するとは思えません。 悪徳経営者なら調子が良いときは普通に働かせておいて、景気が悪くなったときに「おまえ経歴詐称してるだろう」とクビにする理由に使われても文句が言えないのです。
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