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医療事務 入院中の患者様が他科受診に行く際入院料を減算しますよね? そもそも減算する理由って何ですか?
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入院中の患者は、本来入院している医療機関が全て治療を行う事になっています。 「他科受診」とは、入院している医療機関が対応出来ない受診ですから、その日は入院医療機関として義務を果たしていないので、入院基本料は減算となります。 因みに減算以外の方法で「医療機関同士の話合いで診療費を自費でのやり取りをする」方法があります。 この場合は、入院医療機関が他科受診先の医療機関へ自費で診療費を支払い、入院医療機関で保険請求する事になります。(該当する病棟に限ります)この場合は「減算」の必要はありません。 所謂、請求権を買う形になります。
令和2年4月版点数解釈69ページ下段に記載があります。昔は減算ルールが無く「専門的治療」というのがありましたが、近年別の医療機関で同効薬剤の処方が後を絶たず、投薬料がどんどん上がり出し、財政を逼迫してきたため、減算ルールを作ったのと、診療報酬改定で唯一下がっているのが薬価なのです。入院医療機関ですべて管理せよと言っているのではないでしょうか。未だに医師会と中医協と保険者はぶつかり合います。それをネタにお金を儲けているのが医療コンサル会社です。うまく社会が成り立ってます。一番苦労するのが医療事務です。
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