解決済み
● まずはご質問に対して。 ①予備校や専門学校(いわゆる「公務員専門学校」)は、必ず通うものではありません。通わずに合格する人もいます。 ②県外の予備校等に通っても良いですし、県外の団体を受験し採用されることもできます。 ③基本的に予備校も専門学校もご自身で選ぶ道ですが、先生によっては紹介してくれる場合もあります。 ④予備校は基本的に申し込みするだけです。専門学校は入試(のようなもの)がある場合が多いので、それを受けます。基本的に質問者さんは「学費を払ってくれるお客様」ですから、よほどの事がない限り合格します。 ● ご質問そのものではないですが、レベル感について。 大切な事なので長いです。 私の周囲で県庁・政令市・中核市・一般市の事務職に筆記合格した人たちの実績からいえば、河合塾の大学受験偏差値(5教科7科目)で50程度から合格でき、55程度で確実性が出ると感じます。 その実績とは、高校2年生末(2月)の上記模試で、偏差値48の人は、1カ月の対策で一つの市役所、更に2カ月の対策で2つの市役所、合計で受験した3ヶ所全ての団体で筆記合格。 もう一人の偏差値45の人は、10カ月かけて通信講座で対策したが、本気になったのは後半5カ月程で、県庁と2つの市役所で筆記合格です。 ですから、団体・職種による差がある上に、今はコロナ禍の影響があるでしょうが、筆記の突破が難関かと言えばそうではありません。 質問者さんの学力や学習能力・学習環境などに左右される面がありますし、甘く見れば失敗するのが明確ですが、偏差値50程度は決して難しい目標ではないと考えます。 但し、面接も含めたすべての試験を突破して最終合格を勝ち取るのは、非常に難易度が高いです。 特に、終盤に行われる面接は、筆記試験や初期の面接を突破した「みどころのある人たち」が少ない採用枠を争うので、非常に狭き門となります。 これは、国家公務員では面接の配点が2割程度ですが、地方公務員では面接の配点が高い傾向があり、最終合格の配点の9割近くが面接に割り振られている政令市まで確認できます。 ですから、筆記試験の対策ばかりでなく、早期から面接対策も意識して進めると良いでしょう。 特に、面接では「頑張った・克服した・周囲と協力した」と言える経験がないと、仕事に活きる行動規範としての「人柄」を評価してもらい難くなります。 こうした経験は、筆記試験対策を本格化させる段階(高校3年生や既卒の段階)では獲得し難いので、高校入学当初から意識できるとベターです。 質問者さんの場合はまだ高校一年生ですから、公務員試験の事ばかり考えるのではなくて、学校の勉強をしっかりと進めて、学力をつけるようにしてください。 そして、部活や委員会等に参加して、周囲との良好な関係を築きながら、努力する経験を積んでください。 そうしたベースの上に、公務員試験の筆記対策や面接対策が活きてきます。 ● ここからは、よくある反論に関する私の考えです。 面倒ならば★まで読み飛ばして頂いても結構です。 筆記合格が難しくない旨の話に「高校生相手の公務員予備校が存在する理由を説明できない」との反論も出ます。 ただ高校生の大半は、対策不充分で受験した結果、または3年生時の受験を諦めた結果、卒業後に専門学校等を頼ります。 一度も受験を経験していないのに、不安で予備校を頼る人もいます。 そうした事で、専門学校等の経営が成立している事は「筆記が難しい」ことの説明にはなりません。 「難しくない」への反論は、ある程度評価できる基準で「難しい」と言うべきです。 しかし、この主張には「地方国立大学合格レベルの学力」という、河合塾偏差値で医学部除外でも45から65まで開いている「全く参考にならない基準」しか示されません。 せめて60~80なら「みな優秀」と理解できるのですが。 このように私にとっては、筆記が高難度とする意見には、実体験からも論拠からも、その方々が時折見せる高圧的な物言い(または幼稚な攻撃)からも、違和感しかありません。 ★ しかし、Web上の意見に対しては、私の意見も含めて鵜呑みはNGです。 質問者さんが理性的に取捨選択して、予備校等を頼るか否かをお決めください。
なるほど:1
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