高卒は大卒より4歳も若いのに、なぜ大企業はホワイトカラーに高卒を採用しないのですか？鉄は熱いうちに打てではないのですか？

Question

高卒は大卒より4歳も若いのに、なぜ大企業はホワイトカラーに高卒を採用しないのですか？鉄は熱いうちに打てではないのですか？

Answer 1

一番簡単な理由は高卒は「未成年」だからです。そして大卒を採用する企業が多いのは、大卒者は「それなりの経験を積んでいるから」です。大学受験をする際にまがりなりにも努力をしているだろうし、高卒の人よりもバイト等の経験で社会経験があるだろうということを汲んで採用するんです。
企業も未成年のいわば「ガキ」を大人になるまで教育する体力（資金力）がないんだとも考えられます。
大人ならばその教育（4年間）をする手間も省かれるし、即戦力にもなりうるでしょう。
考えてみてください。営業にしても18歳のガキが売りに来るものより、23歳の大人としての対応ができる人の方から物を買いますよね。
そこなんです。

Answer 2

日本の社会は基本的に能力主義社会ですので、大体「優秀な人」（企業が求める能力を高いレベルで持っている人／期待値を含む）順に良い職に就けます。

それゆえ、優秀な人が大企業のホワイトカラーになれるのです。

〉鉄は熱いうちに打て…
企業は学校ではないのですよ。企業が社員を一から十まで教育してくれるなんてヌルイ考えは捨てましょう。
そんな考えをしていると、「社会の基本も知らない人」と見られ、呆れられて低い評価になってしまいますよ。
自分を鍛えたかったら、若い内に自分自身で自分を打って鍛えてください。

企業独自の専門的な事は企業内で学ぶしかないでしょうが、基本的な事は自分の力で最善の方法を選んで学び取るしかないのですよ。
だから、大学に行ったり専門学校に行くのでしょう。或いは、高卒で就職して独学で教養を身に付けるのです。常識です。

※企業に鍛えて貰おうなんて考えている受け身の人等、真面な企業は期待しないでしょう。
そういう残念な人は「指示待ち人間」と見做され、一段低くみられてしまいますよ。

ただ、製造業等では一流大企業でも優秀な高校新卒を「指定校求人」で多数採用します。
最初は技能職の場合が多いですが、内部昇格制度がある企業なら頑張って働きながら勉強すれば内部昇格試験を経て大卒待遇になれる場合もあります。

Answer 3

会社は学校ではないからです。

友人はマーケティング職に就きたくて、商学部を選んだと言ってました。

ある大学のマーケティングコース：
商業経営論、マーケティング管理論、市場調査論、広告論、インダストリアルマーケティング論、商品学、流通史、消費者行動論、マーケティング企画、交通論、物的流通論、国際交通論、都市・地域交通論、公益事業論、観光事業論、産業組織論、情報管理論、国際マーケティング論、流通システム論、クリエイティブ・マーケティング論

個人的には技術職に就きたくて機械を工学選択しました。

必修科目
1年
微分積分学、微分積分学演習、線形代数学、一般力学、一般力学演習、電磁気学、化学、物理学実験、計算機工学
２年
応用数学（常微分方程式，偏微分方程式，確率変数・確率分布、複素関数、フーリエ級数、フーリエ変換など）、熱力学、流体力学、機械力学、材料力学、材料、自動制御、設計・製図、機械工作法、工作実習
３年
機械設計・製図、機械工学実験
４年
卒業研究

Answer 4

4年間分未熟だからです。鉄は熱いうちに打て！なので、若いうちに勉強や研究が必要なのです。