ありません。景色を見る、文化に触れる、それだけでは仕事、つまりお金を稼ぐ手段にはならないのです。特に「いろんな」では。それは趣味にしかなりません。 昔は「海外ツアーの添乗員」という仕事がありました。当時はJTBのような大企業の社員であり、現地でのガイドと客のお世話をする職業は花形職業。でももうそんな時代は終わりました。今はほとんどが派遣社員ですし、これからさらにその需要も減っていきます。それでもよければ、まだしばらくは求人があるかもしれません。 たとえば一つの文化について、ただ触れるのではなく研究するのなら学者になれます。それらを見事な写真に撮る技術があればカメラマンになれる。旅の感動を文字にして読者に「ああ、ここにいってみたい」と思わせる文章が書けるのなら、旅行ライターとか、旅行雑誌の記者になれるかもしれません。 国際線の客室乗務員は、目的地で泊まることもあり、その場合は観光もできますし、他の職よりは海外に行きやすいので、したいことが出来るという意味ではいいかもしれませんが。
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