>IQが高く >頭の物凄く良い どちらも定義が不明確ですが、一部の芸術家にはそういう人もいますよ。 私が高校生の時現代国語の先生は京大卒だったんですが、その時の同級生がそうだったそうです。テストの点はいいもののちょっと変わった人ではあったと。 で、大学では哲学を専攻し(哲学の中でもどのジャンルかまでは聞いてませんが)卒業後は全身を白塗りにして(急所だけは隠すように白い下着で覆っていたそうですが)ものすごい広さの中を動き回る(学校に招かれたらグラウンドを何周もするレベル)という前衛舞踊家になったんだそうです。 「哲学やるやつは危ないぞ」ってその先生は仰ってましたが、なぜか私は哲学で大学出ました。でも前衛舞踊家にならなかったのは哲学やる人間としては平凡すぎたんでしょうか。 特定の事柄にだけものすごい能力を発揮する人っていまして、詳しくは「サヴァン症候群」で検索していただければわかるかと思うんですが、一回読んだだけの本を完全に諳んじるだけではなくその本を末尾から読んで間違わずに最初に戻れる人とか、LPレコード時代ですがクラシックでさえあればラベルが隠されていても何が録音されているかわかる人とか、そういう人がいます。 トラベルミステリーの第一人者で2時間ドラマでおなじみの「十津川警部」の生みの親、西村京太郎という人がいますが、私はあの方もどちらかと言えばそういう傾向の持ち主なんだろうなと思います。頭の中に全国の鉄道路線図が入っていて、列車が定刻に走ってるんだそうです。 一般的には学力テストをすればその点数からその人が持つ能力全体が推し量れますのでテストというのが行われるわけですが、ごく少数の「学力テストに強いサヴァン症候群」とでも表現しないとしょうがない人たちがいます。 東大出たのに日雇いの派遣として工事現場で働くことしかできない人、東大トップクラスの成績で卒業して厚生省(当時)に入省して次官クラスの人が菓子折持って両親に挨拶に来るぐらい歓迎されたのに平凡なサラリーマンと結婚してあっさり寿退職、その後はぬいぐるみとお話しできるおばさんになっちゃった人、いろいろいます。 私の実体験では、JR時刻表というのが「みどりの窓口」に行けば置いてあるのはご存知かも知れません。あれにはクイズが毎月載ってます。鉄道旅行の行程を駅名・列車名全部伏せて載せてあり、どこからどう回って旅行を終えたか答えなさいっていうものです。私はその問題解けたことがないんですが、バイト先の正社員は5分もかからずに答えを導きました。普段時刻表なんて興味もない人なのに。 この人は東大で工学を修士まで修めた人でしたが、人間関係の作り方はやっぱり下手でした。仕事がPCソフトのサポートだったんですが、そういう仕事って出来ないことは出来ないってはっきり言わないといけないのに謝っちゃう。統率力に乏しく、チーム内のスキルアップを図りたいときも「学べ」と言うだけで他のことはできない。 ヤニ食い虫のアルコール漬け、髪の毛は脱色を繰り返してバッサバサといういかにもな派遣の女性に手を出して結婚してたっけな。 コミュニケーションがすべてと言ってもいいサポートセンターの仕事は辛かったんでしょう、グループ内の別会社に転属したいと本人から申し出て去って行きました。 IQや「頭の良さ」だけでは人間性は推し量れません。 長々失礼しました。
なるほど:4
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