書店に資格は必要ありません。 私は以前書店で働き、試用期間で辞めました。 私にはセンスがなかったのと、本をたくさん読まないとついていけない業界、と判断しました。 私は試用期間内で、「この雑誌を売り場にどう置くか?」と託されたことがありました。 いざ自分が売る側になって、改めて「いかにお客様が見てくれるか?注目してくれるか?買いたいと思ってくれるか?」を考えるのは、大変だ、と思いました。 それでも並べたけど、もちろん却下されました。 あと、流行りや最新の出来事など、情報がないと厳しかったです。 書店でたまに「今流行りの○○」とか「○○テレビで紹介された!」とか書いて、売り場を特集していますよね? あれは、情報をいち早く取り入れ、店長にこういうことをやりたい!と許可をもらい、発注をかけていました。 それも何冊売れる、と予想して注文数を決めていました。中には返品ができないのもあり、下手すると在庫が多数抱えることも…。 そうならないために、どう売り込むのか?というのが大事でした。 並べ方一つでお客様の売れ行きが違う、という話も聞いたので、雑誌や本の並べ方やPOPの書き方のセンスが重要でした。 私は試用期間で児童書も任されたのですが、今の子供は何が流行っている、とか、女の子はこれが人気・男の子はこれが人気など、こども目線をどう調べればいいか、情報が疎いと大変なところだ、と実感しました。 毎日何かしら本を読むくらい、本の流行りや本の紹介ができるなど、とにかく本の知識がないと大変でした。 周りの人たちは、やはり毎月何十冊も本を読んでいる人が多かったです。 それで「今この作家さんは、○○ですごくて、注目されている。だから、この作家さんのコーナーを作りたい。」とか「この本は○○賞を取る、と予想され売れると思うので、注文をかけたほうがいい。」とか、本を知らないと売り場をどうすることもできない、と思いました。 私が働いていた時は、「本屋大賞」はなかったのですが、たぶんそれに参加している書店だと、本を読んでこの本が一番!とか個々に決めないといけないと思います。 どうして一番なのか、など理由も聞かれるはずです。 私の時は夏休みフェアがあり、読書感想文用のコーナーを作り、一人一点以上、POPを作る!ことをやりました。 それも私はセンスがなく…うまくできませんでした。 私は漫画が好きで漫画売り場を希望しましたが、ダメでした。 資格は必要ありませんが、情報を幅広く、敏感であること、本は毎月何冊か読むこと、が大事だと思いました。 また売り場を任された時、センス良くお客様に興味をもってもらえるか、そういうセンスが必要です。 あとは、手先の器用さも。本のプレゼントで包装を頼まれるからです。それも苦手でした(苦笑)
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