公務員試験（地方上級）の採用候補者名簿について 公務員試験（地方上級）について、「合格すると採用候補者名簿に登録さ…

Question

公務員試験（地方上級）の採用候補者名簿について

公務員試験（地方上級）について、「合格すると採用候補者名簿に登録され、4月1日以降の欠員に応じて採用を行う」とあります。また、「最終合格者の数は、採用見込数と辞退見込数とを基礎として決定されますので、合格しても採用されない場合があります」とあります。

私は既卒（経験者枠）なのですが、４月１日までは入庁できるかどうか分からないということでしょうか。働きながら目指している方は退職のタイミングもあると思うのですが、どのようなシステムになっているのでしょうか。

ちなみに上述の注意書きは新卒・既卒共通です。

Answer 1

地方公務員初級の友人がおります。

彼女は９月から試験を受け、すべての試験が終わった１２月に出された結果が採用候補者名簿の席次３位でした。
質問者様と同様の注意書きが書かれていた話を聞いたことがありますので、半ば諦めつつ次年度の試験勉強をしながらアルバイトをしていました。

しかし１月末に辞退者が出たため繰り上げ採用となる旨の電話が来まして、そこから準備を進め４月１日付けで入庁しています。

地方公務員は採用試験前の規定日以降に退職の意思を示す人間も多く、ましてや上級は試験日が早いですから、採用候補者名簿に登録されれば４月１日からの採用は十分にあり得ると思います。

採用候補者名簿に載った場合は、その旨を職場へ伝えて、辞める時期や対応などすり合わせていくしかないでしょう。
おそらく採用先の役所の方が質問者様の状況を考慮して何ヶ月後から採用で大丈夫ですかなど交渉してくれるかと思います。

Answer 2

地方公務員法で採用は採用候補者名簿の中から行うとなっているので、そのような記載となっていますが、試験に合格し、採用候補者名簿に載っていながら採用されないことはまずありません。
地方公務員の場合、合格＝採用と考えて差し支えないので安心して下さい。

ちなみに国家公務員などでは、試験に受かっても官庁訪問の結果どこの官庁からも引き合いがないと名簿に載るものの採用されないといったことがあります。