一般的な公務員試験に対する受験対策はしっかり行っていた方が良いです。 臨床心理士にしても公認心理士にしても,医師免許や看護師免許と違って,その資格を有していなければカウンセリングや心理検査業務を行ってはいけないというしくみにはなっていません。 そのため,結局は教員免許とか社会福祉士といったものと同じであり,採用されなければ持っていても意味のない資格です。 30年ほど前に臨床心理士の制度が作られた際,当時の日本が不況だったせいもあって,文科系の大学を卒業したけど就職できなかった人たちが大挙して心理学の修士課程に進学し,2000年から2010年にかけて大量の臨床心理士が誕生しました。 でもそのため,その時期にスクールカウンセラーなどに就職した人たちはまだ定年退職の年齢に達していないので,欠員が発生しないのでスクールカウンセラーなんかの募集人数自体が少なくなっています。 また,児童生徒の減少によって学校自体の数も減っていますし,スクールカウンセラーの多くは任期1~2年間の非常勤職員なので雇用状態が不安定です。 それに,精神病院の臨床心理については,どの病院に何名の欠員があるといった情報はなかなか入ってこなくて,結局は大学の先輩が働いている病院くらいしか見つけられません。 ですので,なんとしてでも心理学関係の仕事をしたいというのであれば,児童相談所や家庭裁判所,少年鑑別所といった,募集人数の多いところへ確実に就職できるように対策を練った方が安全です。
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