僕は、ある航空専門学校で一等航空整備士コースに所属して、大手航空会社の整備を行っている整備会社に内定をもらっている者です。 ◎まず航空整備士の種類ですが ①一等航空整備士 ②一等航空運航整備士 ③二等航空整備士 ④二等航空運航整備士 ⑤航空工場整備士 があります。整備士と運航整備士の違いですが、業務範囲の違いで整備士の方がワンランク上の業務が出来ます。なので運航整備士を取ったとしても最終的には整備士を目指すことになります。次に一等と二等についてですが簡単に言うと大型機か小型機かの違いになります。ANAやJAL、スカイマーク等の飛行機を整備するには一等の方が必要になります。二等は例えばセスナ等の整備資格になりますので、小型機を扱ってる会社、朝日航洋等で必要です。航空工場整備士は整備士の業務範囲以上を行うことができ、ANAやJAL等では出来ない整備をIHIなど重工業等の会社に委託して整備するときに必要な資格です。 ◎中学卒業後のルートについて 航空整備士でもJALやANA本社の航空整備士とJAL、ANAそれぞれの整備会社の航空整備士がいます。空港で見かける航空整備士のほとんどは後者の整備士です。 (本社の航空整備士になる場合) そのほとんどが日本でもトップクラスの大学しからしか採用していないので高校もトップクラスの大学が狙える高校に行くべきだと思います。 (JAL,ANAそれぞれの整備会社) 航空専門学校に行くべきです。僕は航空専門学校なのですが、選択の幅は広くJALやANAだけでなく他の航空会社や大手重工業にも就職することが出来ます。専門学校では一から教えてくれますが、航空整備士は英語が重要になってきますので高校ではある程度、英語の勉強は疎かにしない方がいいです。ただし航空専門学校に入るにはどこの高校でも大丈夫です。 ◎受験資格について 一番最初に言いましたがどこの会社に就職するかによってどの資格を取るかは変わってきます。 整備資格以外(優先順位で書きます) ①航空無線通信士 国際免許になります。世界どこで も使える免許です。教科は無線工 学、法規、英語、電気通信術がありますが、整備士にとって必ず必要です。 ②TOEIC470以上 JALやANAの整備会社に行くには大体990点満点中450~470点程度は必須になってきます。英検ではあまり効果がありません。 ③大型特殊車両の免許 必須ではありませんが、あると就職や入社してから有利です。普通免許のMTは必須でそれがなければ会社を受けられません。 ④危険物取扱や航空特殊無線技士 これは航空専門学校に入れば全員受けます。すごく簡単な試験なので、勉強すれば合格出来ます。 ◎以上が質問に対する回答です。 僕も内定は決まったもののこれから一等航空整備士取得のために猛勉強が始まります。現在、二等航空運航整備士の資格を持っていますが、1年でそれを取得しなければならず毎日毎日が勉強の日々でした。 航空整備士は一生勉強です。何かモチベーションになるものがないと正直言って、定年までもちません。ただ悪いことだけではなく、楽しいこともあります!普通の大学などからは入れない会社に入れて、給料は資格数にもよりますが最大でパイロットの副操縦士並みにもらえたり、福利厚生も本社と変わりません。あげていくどきりがないほどあります! ぜひお子さんの夢を応援してあげてください!ですが、お子さんもどこまで知っているのか、そこはしっかり確認してくださいね!僕も応援しています!
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航空整備は親会社(ANAの総合職技術職、JALの特定地上職)とANA,JALの系列子会社では採用のプロセスが違います。親会社は大学理系からのエントリーになるのですがSランキングの大学(早慶の理工学部とか)でなければ書類選考の段階で見向きもされません。系列子会社は専門学校新卒メインです。中日本が定評があります。専門学校で取れるのは二等整備士です。15t以上の航空機は一等に分類されます。しかも機種別なので一生勉強漬けです。まぁ中途半端なランキングの大学からでは航空整備は無理かもしれません。 航空整備は親会社と子会社では給与格差が激しいです。親会社は富裕層の仲間入りができますが子会社では並みのサラリーマン程度あるいはそれ以下でしょう。
エアラインではないですが現役整備士です 整備士って一括される事が多いのですが 一等航空整備士、ニ等航空整備士 一等航空運航整備士、ニ等航空運航整備士 航空工場整備士 にわかれています 一等はお客さんや貨物を運ぶ航空機 ニ等はそれ以外の航空機(個人所有の航空機や観測用航空機等) 航空工場整備士はエンジン単体や無線機器等の整備 を指します 航空整備士は整備工場での整備 航空運航整備士は飛行前の点検(出発前に手を振ってる人) になります それぞれの整備士、運航整備士の中にも B787-8やB737-800の用に機種別で資格が必要です 質問者様の疑問である順番とルートですが いきなり一等航空整備士はとれません まず高校卒業後 専門学校、短期大学、大学のどれかに進学します (短期大学、大学は全国でも1箇所、2箇所なので割愛させていただきます) 専門学校は2年コース、3年コースがあり 2年はニ等航空運航整備士、3年はニ等航空整備士 を目指すのがほとんどで さらにヘリコプター、固定翼(飛行機)にわかれます 専門学校在学中に整備士の資格勉強をしつつ 各企業の入社試験を受け、内定後に 整備士の資格試験に合格 卒業 各企業へ入社 という流れです 入社後は配属先によりますが 一等航空整備士や一等航空運航整備士の資格試験を受けます つまり働きながら常に資格試験を受け続けるという事になります 整備士の資格を取るためには当該機種で何時間以上の実績が必要なため必然的に仕事をしながら資格をとるスタイルになる訳です ここからはオススメですが 高校はレベルの高い工業高校、MARCHレベルに進学できるレベルの普通科高校 から専門学校への進学をオススメします 航空整備士たる者英語は必須です 英会話したり翻訳するレベルまでではありませんが 身近にある電化製品とかの取り扱い説明書 英語を読んで理解出来る程度は最低条件です 企業のエントリーにも英検2級は条件としてありますので‥ ただし英語だけでなく航空力学を理解するための物理学の知識も必要なため りんごは重力で落ちる‥くらいしかわからなかった私は航空力学で危うく単位のほうを落としかけました(笑) 息子さんが飛行機を好きであればこれ程の職業は無いと思いますし 巷では給料に見合わないなんて言われますが 決して低賃金な業界ではありません 親御さんも安心できると思いますよ
一等航空整備士、一等航空運航整備士、二等航空整備士、二等航空運航整備士、航空工場整備士 が階級としてあります。 大学検索 https://shingakunet.com/smp/bunnya/w0009/x0117/
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