やりたいことがはっきりせず、適職診断や適学診断などをネットで診断してそこから気になるものを調べて行った時に、観光系のお仕…

Question

やりたいことがはっきりせず、適職診断や適学診断などをネットで診断してそこから気になるものを調べて行った時に、観光系のお仕事につきたいなって思って調べてたんですけど、そこで観光系の資格一覧みたいやつが載ってて元々歴史が好きだったというのもありますが世界遺産検定という物にとても惹かれました。

今はコロナの影響で観光系の会社は結構影響を受けてると思うんですけど、観光系のお仕事だったら何が良さそう！！とかやってみたいとかいうのは皆さんありますか、？同じ興味を持ってる方の意見とかも聞いてみたいです！！

ちなみに今年19で高卒なんですけど、やっぱり大卒とか専門卒とかになった方がいいですかね(--;)

Answer 1

観光業といってもさまざまな業種があります。まず思い付くのは旅行会社。観光関連に広げれば、観光客を運ぶ輸送として観光バス（運転手・ガイド）や観光タクシー、観光地の宿泊施設、土産物店等々。従業員になるのが嫌なら民泊経営やローカルガイド、コンサルタントなどもありますが、こうした独立系は一定の経験と資本がなければ始められませんし、開業に際して許認可が必要だったりもします。
確かに現時点で観光関連はコロナの影響で冷えきっています。これまで政府が推進してきたインバウンド（訪日外国人旅行）は当面復活しないでしょうし、外出自粛緩和や夏場にウイルスが下火になれば一時的に観光は潤うでしょうけど、秋口以降に第二波が襲来すればまた閉塞するでしょう。第二波で再び減収する可能性も考慮して、今夏の旅行消費は前年と比べ抑え気味になるとも思われ、完全終息するまでの向こう2～3年は必ずしも安泰な業界とは言い難いでしょう。
政府が国内旅行消費を喚起するためのGo Toキャンペーンをコロナ対策予算に組み込みましたが、発注に不透明さがあり停滞しています（このような政治的な話しは関心ないかもしれませんが、観光業での採用試験には時事問題として出題されるでしょうし、面接でも意見を聞かれる可能性も高いので一般常識としてニュースをチェックしておくべきです）。
世界遺産（検定）に興味があるということは、海外に出てゆきたいという思いもあるのでしょうか？だとすれば当然語学力も必要で、これは国内にいたとしてもインバウンドを相手にするのであれば同様。
そもそも観光業は接客サービス業です。人（客）と接して話しをし、サービスを尽くして満足してもらう。この奉仕の気持ちがなければ務まりません。ご自身の性格を再度確認する必要もあります。
サービス業ですから客が満足できなかったとクレームしても返金・商品交換はできないので、普段から慎重・丁寧な対応が求められます。
付け加えれば、海外ではツアーガイドやホテル従業員、タクシー運転手（日本でも早い時期に観光バスの運転手とガイドが感染しましたよね）などが未発症のコロナ感染客と接触して発病し亡くなった事例も報じられています。どのような職業でも感染リスクの大小は伴うので、そこまで気にすると働くことができなくなってしまいますが、普通の会社員よりは多地域から来る不特定多数の客を相手にすることだけは忘れずにいた方がいいでしょう。