全盲の方（男性・70歳代）を行きたい場所に案内するサポートのﾊﾞｲﾄをすることになりました。

Question

全盲の方（男性・70歳代）を行きたい場所に案内するサポートのﾊﾞｲﾄをすることになりました。
もともとゼミで全盲の方とお会いしたり、盲導犬ユーザーの方とイベントに参加した経験はありますが、二人きりで約６時間ほど案内や地下鉄移動、食事の時間には一緒に食べます。
不安なことばかりです。
トイレなども上手く案内出来るか…
男性は初めてです。
何かとても偉い方のようで不安です。

何か注意すべき点など詳しい方、アドバイスお願いしますm(._.)m

Answer 1

あなたは女性ですか？それなら、一番戸惑う場面はやはりトイレでしょうね。

最近では身障者用トイレ（多目的トイレ）も増えましたので、そちらに誘導する方がいいでしょう。男子用トイレに誘導しても別に変ではないですが…

食事の時は以下を覚えておくといいですよ。
例えばお膳で出てきたとしましょう。そのお膳をアナログ時計に見立てます。で、中心には何々が、１２字のところには何々が、３字のところには何々がといった具合に伝えるとわかりやすいです。お皿に複数の料理が盛られているときはお皿を時計に見立てて説明するんです。

手で触っても差し支えないものであれば、相手の手を取ってそれに直接触らせ、これが何々ですと説明する方が良いでしょう。トイレの中に入っても、ここが便器ですよと手を持って行きます。「そこが…」とか、「もうちょっと横…」とか、口だけで教えるのはできるだけやめた方がいいと思います。

地下鉄などは、乗り降りの時が一番緊張するんです。電車とホームの間に足を突っ込まないかってね。乗ってしまえばあとはつり革や手すりを持たせれば大丈夫です。７０歳過ぎの方ということで、へたにシルバーシートなどを奨めるとへそを曲げる人もいます。座るかどうか（座席が空いていれば当然座っていいのですが）を聞いて、座りたいと言えば誰か若い人にお願いして席を譲ってもらうなどしたほうがいいでしょう。エスカレーターの乗り降りにも注意が必要です。

最初は緊張するかもしれませんがそれは相手も同じなんです。慣れてくれば色々とああして欲しいこうして欲しいと言うと思います。別に偉い方だからって気にする必要はありません。

ボランティアの方は方で礼儀やその他があると思いますが、頼む側の障害者にも礼儀その他はあります。

頑張ってくださいというのが適切なのか…では。
障害のある方への接遇マニュアル 1 視覚障害者 東京都福祉保健局
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shinsho/tosho/tosho/sm_hyosi/sm_mokuji/sm_1/index.html