解決済み
この自治体の中でどこの教員採用試験をうけるのが正解だとおもいますか。大阪府、大阪市、京都府、京都市、兵庫県、神戸市、奈良県、和歌山県、滋賀県、三重県、愛知県、名古屋市、長野県、山口県、東京都、神奈川県、横浜市、福岡県 1.治安(教育の状態や、親の教育関心度など含む) 2.収入 3.倍率 4.環境 の点で考えたらどこがよくてどこがわるいでしょうか。 わたしは、いま近畿圏にいます。
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このすべてを受験したわけではありませんので、正直いうとお望みの回答はできないかと思いますが、参考になればお読み下さい。 1.について 「大都市の方が親の関心が高い」「大都市のほうがお受験が多い」「大都市の方が誘惑も多く、子どもはケータイと塾にはまっていて生活は乱れている」「田舎のほうが素朴」「案外大都市の方が低所得者が多く、生活面で苦労している家庭が多い」などというイメージがありますが・・・。実際には、親の立場になれば自分の子どもの教育には一定程度の関心は皆もっていますし、学校にあれこれ注文をつけてきたり頻繁に連絡を入れたりしている親はどこにでもいます。私が住んでいる県内でも、県庁所在地の市街地の学校と、山間地の学校では明らかに違う面がありますし。例えば東京都に採用されても、千代田区になるか檜原村になるかは分からないわけですしね。一概には言えない面もありますし、私はあまり「1.」は決め手にならないと思いますが。 2.について これは案外重要です。教員はみな地方公務員ですので、各自治体の財政状況によって実は収入が違います。財政再建のために給与削減を行なっている自治体もありますので。大阪府(ボーナスのみ-4%)、大阪市(資料なし)、京都府(カットなし)、京都市(資料なし)、兵庫県(一律-3%)、神戸市(資料なし)、奈良県(一律-1.5%)、和歌山県(一律-1%)、滋賀県(12月ボーナス-10%等)、三重県(管理職のみ)、愛知県(カットなし)、名古屋市(資料なし)、長野県(カットなし)、山口県(カットなし)、東京都(カットなし)、神奈川県(カットなし)、横浜市(資料なし)、福岡県(カットなし)。これが現状です。今は来年度にむけて組合と交渉が行なわれている時期ですので、4月以降変わってくることも可能性があります。 3.について これは、校種や教科によっても違いがありますので、ここでは一般的な話になります。聞いた話ですが、政令指定都市は倍率が高くなる、ということを聞きました。例えば「大阪市」で採用されれば、転勤も狭い範囲で済みますが、「大阪府」で採用されると引っ越しを伴う転勤も起こりうるからです。同じように「京都市」「横浜市」「名古屋市」などは、その県にくらべて人気が高い、という話です。あと、受検時の年齢制限と、試験日時も大事な問題ですよね。全国の他の都道府県と違う日に、年齢制限のない県があったら、結構併願する人がおおくなりますので、倍率も高まります。 4.について 「暮らしていく上での環境」は、日本全国どこもそうはかわりません。県庁所在地や大都市は盛っているし、田舎は田舎です。大切なのは、「働く環境」かもしれません。愛知県の伝統的な教育(通称「管理教育」)などのようなところが、自分に合うかどうか、が一つめのポイント。二つめに組合がきちんと機能しているかどうか。(給与や手当、休暇などに一定程度の融通が利くかどうか。短期的な目標達成度で評価や給与額が決まるかどうか、など。)が案外大切だと思います。学歴(どこの大学を出たか)は、20年前なら重要でしたが、今はほとんど関係ありません。特に教員採用試験汚職が明らかになる前から透明性は高まってきており、「地元の国立大学教育学部を出ている」「教育長と同じ大学を出ている」「○○大学派閥」などは、今はまったく聞かれなくなりました。 もちろん、目の前の子どもには何の罪もないですので、どこで勤めても「教員」としての基本的なおもしろさはかわりませんよ。ぜひがんばっていただきたいと思います。応援しております。
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