解決済み
■設備管理の仕事内容 一口に設備管理と言っても業務内容は多岐にわたります。大まかにあげると以下のような業務となります。 ●設備の点検、動作確認 ●メンテナンス ●清掃 ●壊れた設備の修繕 ●施設巡回 「どのような設備を扱うか?」によって、必要な技術は異なります。電気・空調などの施設の運営に関わるものから、消防設備など緊急時に必要になるもの、扱う範囲は幅広く、細かく分けると50種類以上になるのが設備管理の業務です。 ■設備点検の仕事に必要なもの なにより必要なのは扱う設備の関連知識です。しかし、非常に多岐にわたるその業務内容の全てを習得するのは現実問題として難しいでしょう。 自身が「関心のある」あるいは「経験・知識があるもの」を入口とするのが近道です。さらに、それらに関する資格等も取得しておけば就職・転職にも有利になります。 もう一つ考慮しておきたいことは、施設の多くが24時間体制での管理だということです。商業施設であってもお客様のいない時間帯にやることはたくさんあるので、結果的には24時間での管理となります。 当然、シフト制で一人が24時間管理なわけではありませんが、休日や勤務時間などは不定期になりがちです。 設備管理として働く上で必要、または有利になる資格は? 危険物取扱免許や電気工事士や消防設備士の資格など設備管理に関わる資格はたくさんあります。どれが必要なのかは施設や業務内容によるので、一概に「この資格をとるべき」とは言えません。 しかし、数ある資格の中でもとりわけ設備管理の仕事に需要が高いものはあるので、それらをご紹介します。 ■ビルメン4点セット ●第二種電気工事士 ●危険物取扱者・乙種 ●二級ボイラー技士 ●第3種冷凍機械責任者 上記4つがビルメンテナンスつまりは設備管理における、基本を抑えた資格であり、通称ビルメン4点セットと呼ばれています。設備管理士プロフェッショナルの最低条件のような資格と言えるでしょう。 ■建築物環境衛生管理技術者 通称ビル管と呼ばれ、3種の神器最後の一つとされていますが、試験の難易度は上記2つよりも比較的低いです。そのため、3種の神器の中でも一番最初に取ることが多い資格です。 面積が3,000平方メートル以上の施設には、必ずビル管資格を設置することが義務付けられていますので、学校や商業ビルなどの大規模な施設からの需要が高いです。 ■まとめ 設備管理の仕事は、これまで述べたように様々なスキルや技術が必要とされていて、各分野の専門家というよりは、あらゆる分野の引き出しを持っている技術者の方が求められます。 また業務内容の複雑さ多様さから、経験値よりも資格を重視する傾向にあるようで、未経験でも実際に働き始める前に、ビルメン4点セットのうち一つでも取っておくと非常に有利です。
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