基本的には出来ません。 というのも、小学校の免許を取る場合には小学校での教育実習が必要です。 教育実習は実習前年度に大学より申込が必要になる関係で、申込年と実際の実習年で最低でも2年は必要になります。 ちなみに一部の通信制大学で『最短1年で小学校の免許を取得!!』と宣伝している通信制大学がありますが、確かに1年で免許を取れる人は居ます。 以下の条件のどれかに該当する人は、小学校の教育実習が必要無くなります。 ・中学の免許を持ち、中学校で常勤換算で満3年以上勤務をしている人 ・幼稚園の免許を持ち、幼稚園で常勤換算で満3年以上勤務をしている人 ・中学または高校の免許を持ち、小学校で常勤換算で満2年以上勤務をしている人 上記のどれかに該当した場合、教育実習が必要無くなるため、最短1年で取れる可能性はあります。が、全てのパターンにおいて勤務経験が必要なため、簡単ではありません。 ちなみに若干補足が必要ですが、高校の教員免許っていうのは、高校と小学校の該当の教科のみ指導出来る免許になります。 中学の教員免許も、中学と小学校の該当の教科のみ指導出来る免許になります。 このため、中高の保体の免許があった場合、小学校で体育専科として勤務する事は可能です。 なのでその場合に、常勤換算で満2年という事になります。 なお、勤務期間ではなくて、常勤換算です。 例えば正式採用者が1日8時間勤務だとして、体育専科で毎日6時間勤務していた場合、75%の勤務時間な訳です。 なので1年間勤務すると、常勤換算で9ヶ月という事になる訳です。 とまあそんな訳で、勤務経験が無い場合には最低2年はかかります。 勤務経験がある場合に限り、最低1年で行けます。 質問からは勤務経験の有無が分からないので、とりあえずは一般的な回答として、免許を持って居るだけでは教育実習が必要になるので、最低2年は必要になるとは思っておいて下さいね。 長くなりましたがとりあえずはこの辺で。
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