医師は決して不幸ではありません。 自らが強く望み、相応の努力をしなければ入れないのが医学部です。 医師不足については、偏在以外に考え難いです。 絶対数は足りていると言われています。 日本国憲法第22条第1項において「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択 の自由を有する。」 と規定されています。憲法の中でも特に有名な条文ですが、仕事の性質上、個人的には医家の生まれであるほうが格段に生きやすい世界であるとは考えます。 そうでない者は、過酷な場所で耐えるしかないのが現状ではあります。 それでも、国民の命を預かる重責とそれに対する社会の信頼は、生き甲斐という金銭に代え難い見返りとなって医師を支えています。 しかし看護師は少し事情が違います。 平成になってから看護科の新設が無計画に進み、看護師の数は大飽和状態となっています。人口の減少と逆行して、35倍に増えているという報告がありました。 しかし看護師は離職率が高く、辞めていく人、新たに資格を取る人の入れ替わりが激しく、現場では人が足りないという異常現象が起きています。 また、年収500万で募集をしておきながら、実際に勤めてみると300万にも届かない、いわゆる「求人詐欺」が問題になっており、看護師にはこれが特に多いのです。 表面上、昔と変ったようにイメージ操作がなされても、実際の業務が変ったわけではありません。 看護学部では、中卒の看護師が教授として指導しています。 社会では、中小企業ですら大卒以上の求人が殆どですが、全国の師長の殆どは専門卒です。 何故なら、その当時には殆どの大学に「看護学部」が存在していなかったからです。 また、看護師国家試験は、軽度の知的障碍者が努力の末に合格している試験ではありますから、奨学金という借金を背負うには、割に合わない資格かと思います。 決して恵まれているとは言えないでしょう。
なるほど:6
でも買い手市場だと、くいっぱぐれるからなぁ。どっちもどっち。
恵まれていると言えば、そうでしょうか。 職を失うことは無いのですから。 医師以外は、労働が厳しいという事はありません。 ただ、概ね、給料はそう高くは無いでしょう。 医療職とは、概ねそういう物ですから。 勘違いしている人も、多いのですが、特段昔と比較しても 最近になって急に足りない訳ではありません。 寧ろ、以前よりは足りています。 医師も以前より、充足していますし不足などしていません。 不足の定義自体が、結構うやむやですけどね。 求人が出されているのは、医療従事者は資格持ちなので 他の医療機関への転職が常に発生しているという事です。 なので、常に足りていても、求人を出す訳です。 人員を必要以上に雇用すると、逆に病院経営を圧迫しますので それも出来ない訳です。ただ、医療費が毎年の如く 国から削られていますので、必要人員は最低限で キープするしか無いでしょう。何しろ、医療機関の経営に おいて最も負担が重いのは間違いなく人件費なので。
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