企業にとってはチャレンジ精神を持った人材が魅力的に見えるのですか？

Question

企業にとってはチャレンジ精神を持った人材が魅力的に見えるのですか？就職活動は求職者にとって何よりも重要であり超えるべきハードルですよね、そしてもちろん、企業にとっても優秀な人材を集めるために同様かそれ以上に重要であるそうです。

だからこそ、企業側も様々な入社試験を用意して、求職者をふるいにかけるようです。 さらに面接などでは、求職者のチャレンジ精神を持っているかどうかを特に見抜こうとするそうです。

どんなに学歴が良くても、チャレンジ精神が希薄と思ったら、採用を見送ることもあると。

どうなのでしょう、これって真実なのでしょうか？ たとえ学歴は平凡でもチャレンジ精神に満ちているのならば、企業にとっても魅力的な人材に見えるのでしょうか。

それとも、人事採用ではチャレンジ精神は実はそこまで重要視されていないのですかね。コミュニケーション能力とか専門技術資格などのほうが重視されているかな。

就職活動や人事採用に詳しい方など、ぜひ皆様のご意見をお聞かせください。

Answer 1

零細ながら経営者をやっております。

> 企業にとってはチャレンジ精神を持った人材が魅力的に見えるのですか？

単純作業の要員、マニュアル化された業務の要員、創意工夫より既存のルールに従ってもらうことが大事な職務の要員にとっては、チャレンジ精神を持っている人は不要、不適切、魅力なしです。

> さらに面接などでは、求職者のチャレンジ精神を持っているかどうかを特に見抜こうとするそうです。

チャレンジ精神だけが評価の対象ではありません。
ルールを守れること、組織の一員として機能できること、人間としての歪みがないことなども評価します。
仮にチャレンジ精神が豊富で性格がひねくれていたら危険性の高い人物として排除しますよ。

> コミュニケーション能力とか専門技術資格などのほうが重視されているかな。

コミュニケーション(言語能力)は、孤島で自給自足して暮らすようなことを考えない限り必要なことです。
健全な人間としての最低限の能力とみなすでしょう。

他の要素がよほど優れていたとしてもコミュニケーションできない人とは一緒に仕事できませんし、重大事故や致命的なトラブルの原因となるのは時間の問題ですので企業としては避けます。
文明人としては使い物にならないし、言語能力の不要な完全なる単純作業(いわゆる漬物石)をわざわざ雇用する余裕もないでしょう。

専門技術資格は、その分野において加点要素になりますが、その分野と関係ないものは加点になりません。
例えば、電車の運転士を志望する人が、ファイナンシャルプランナーの資格を持っていても加点されないということです。

Answer 2

私は採用担当ではないサラリーマンです。

まず大前提として、なにを重視して採用するかは、会社によって違うとしかいいようがありません。

私がおもうところとしては、チャレンジ精神だけでなく、積極性やリーダーシップなど、社会人をする上でないよりはあったほうがいい資質というのはあります。あとは自分のやると決めたことはとことんこだわって突き詰めるメンタリティとか、疑問をもつ力、探究心、また運動部などで培われる理不尽にも絶えられるメンタリティ、体力など。これらのなかのなにが重要視されるかは職種や業界によって違います。しかし、上記のどれかひとつくらいはないと、学歴があっても意味がないと思います。

なぜなら正社員とは付加価値を産むために雇われているからです。言われたことを、言われた程度にやればいいのはアルバイトやパートです。学歴は一定の処理能力の保証になりますが、言われたことしかできないなら、単なる優秀なアルバイトにしかなれません。

チャレンジ精神だけが学歴を凌駕するとは思いませんけどね。